今日のプロ野球

西武で最後のユニホーム姿を披露する舞台。以前から球団、ナインの間では“惜別ムード”を演出する動きがあった。だが、この日に球場入りした松坂が球団との打ち合わせで「まだ正式に決まったわけじゃない。自分の役目は選手会長として盛り上げること」と固辞。そんな松坂を感動のスピーチに駆り立てたのは、ナインの粋な“強行策”だった。

 イベントの目玉として行われたのが3イニング限定の紅白戦。監督として「選手会長ズ」(相手は赤田率いるキャプテンズ)の指揮を執った松坂は、2―2の3回2死一、三塁から登板して和田と対戦した。登板前に赤田から「球場を盛り上げるために乱闘しよう」と伝えられていた松坂は、カウント0―2から和田の胸元に直球を投げ込むと、一斉に両軍ベンチから選手が飛び出した。

 しかし、何かがおかしい。選手全員がマウンドの松坂に押し寄せる。「え?え?うそ?聞いてないよ!」。あれよあれよという間に行われた3度の胴上げにスタンドは大爆笑。ぼう然とする松坂を横目に、そそくさとナインはベンチに引き揚げた。極秘で仕組まれた“乱闘と見せかけての胴上げ”はムードメーカーの平尾が2回途中に企画。試合再開で和田を二ゴロに仕留めた松坂に「ここでしっかりあいさつをした方がいい」と惜別スピーチを行うことを決意させた。

イイハナシダナー (';ω;)
こんなサプライズは良いよね。
今日は全国でファン感デーでした。

突然の“決意表明”だった。ファン感謝祭の和やかなムードが張り詰める。「つぶやきトーク」でマイクを握った野村監督が急に語気を強めた。 「来年は私の野球人生のすべてを懸ける。Aクラスに入れないようなら辞めて次の人に譲ります。いくら東北のファンが粘り強いと言っても、3年連続で裏切ったら許してくれないでしょう」。司会の角盈男氏(解説者)が「本当にいいんですか?」と聞き直し、米田球団代表も「初耳だよ」と困惑。1万7000人のファンもどよめいた。

最下位脱出ならまだしも、Aクラスはちょっと無理じゃ…。

ヤクルトが契約交渉が難航しているアダム・リグス内野手(34)、リック・ガトームソン投手(29)との話し合いを、今月いっぱいで打ち切る可能性が出てきた。

 球団は30日が期限の保留者名簿に2人を加えるつもりだが、奥村渉外担当は「相手代理人フリーエージェントを求めてきたら、それ以上は難しくなる。他球団との交渉材料にされたくはない」と放出を覚悟。その場合は来季契約を保留しているグレッグ・ラロッカ内野手(34)との残留交渉を開始する。

岩村の件とかドラフトとか見てると、ヤクルト金無いのかなぁ?
入場者数も少ないしちょっと心配。

落合監督から強化選手に指定されていた新井良太内野手(23)が、秋季練習最終日についに大きな仕事をやってのけた。打撃練習で毎日苦しんだ速射マシンを一時的ながらも、投球不能に陥らせたのだ。

 午前の練習で打球がマシンを直撃。マシンへボールを送るコイル状の筒が取れてしまった。復旧したが、再び外れてしまって練習中断。2回の修理で計10分打たずにすんだ。「すぐ直るものなんですね」と少し残念そうな?新井。「選手が壊れるか、マシンが壊れるか」と秋季練習が始まる前に落合監督は話していたが、10分の中断とはいえ、新井が勝利を収めた。

 ほぼ毎日足がつり、この日も最後の守備練習ではふらふらになりながらノックを受けた。練習後はほかの内野陣とともに観客席のファンにお礼のあいさつ。「たくさんの温かいご声援ありがとうございます。来年は日本一になります。微力ながら戦力になれるよう、日々精進し頑張ります」と話すと、大きな拍手と声援が送られた。