- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/10/28
- メディア: 単行本
- 購入: 21人 クリック: 602回
- この商品を含むブログ (280件) を見る
京の骨董店を舞台に現代の「百物語」の幕が開く。注目の俊英が放つ驚愕の新作。細長く薄気味悪い座敷に棲む狐面の男。闇と夜の狭間のような仄暗い空間で囁かれた奇妙な取引。私が差し出したものは、そして失ったものは、あれは何だったのか。さらに次々起こる怪異の結末は―。端整な筆致で紡がれ、妖しくも美しい幻燈に彩られた奇譚集。
これが森見登美彦的怪異。じわじわきます。
前2作とは作風がちょっと違うけど、これもイイね。
元々幻想怪奇譚とか好きなので。
NOVEL21 少年の時間―text.BLUE (徳間デュアル文庫)
- 作者: デュアル文庫編集部,寺田克也
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
さまざまなジャンルで活躍する個性あふれる実力派作家たちが、一堂に会した!!全作品書き下ろしのオリジナル・アンソロジー。ハイブリッド&クロスオーバー化がすすむ、新世紀エンタテインメントの『いま』がここに。山田正紀&西沢保彦の対談付き。
ようやく発見。
上遠野浩平の『鉄仮面を巡る議論』(ナイトウォッチシリーズ外伝)が読みたかったんだよなぁ。
しかし、今見ると
菅浩江・西澤保彦・平山夢明・山田正紀
と非常に豪華で濃い作家陣。
どの短編も非常に面白かったが、一番のお気に入りは
西澤保彦『ぼくが彼女にしたこと』
非常にパズラー、そして黒い!黒いよ!流石西澤保彦。
この本が初刷で絶版なのはもったいない。
総スタック数 77冊
2007年度解決数 43冊