- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/05
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (74件) を見る
ひょんなことから跋丸への復讐をすることになった「自分」と帆一。考えつく限りの嫌がらせを実行するものの、なぜかうまくいかない。無言電話、百枚の白紙ファックスを送るエスカレート戦術もうまくいかない。そんな二人の珍道中を独特の文体とリズムで描く表題作と「けものがれ、俺らの猿と」の二篇を収録。
町田康の文体は面白いけど眠気を誘う。
玉吉だけかもしれない。何故だろう。ラリホー
- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/05/06
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
「頼子が死んだ」。17歳の愛娘を殺された父親は、通り魔事件で片づけようとする警察に疑念を抱き、ひそかに犯人をつきとめて相手を刺殺、自らは死を選ぶ──という手記を残していた。手記を読んだ名探偵法月綸太郎が、事件の真相解明にのりだすと、やがて驚愕の展開が!精緻構成が冴える野心作。
純粋に物語が面白い。
一気に法月綸太郎のファンになった。
総スタック数 75冊
2007年度解決数 104冊