- 作者: 水原秀策
- 出版社/メーカー: Takarajima Books
- 発売日: 2007/10/05
- メディア: 単行本
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マスコミがおれを殺すのか、
おれがマスコミを倒すのか
身に覚えのない殺人事件の容疑者となった
孤高の天才ピアニスト。メディアによって「犯人」に
仕立て上げられていく彼の運命は。
瀬川恭介は史上最年少でショパンコンクール優勝を果たした天才的なピアニスト。ある日恭介は罠にハメられ、殺人事件の第一容疑者となってしまう。伝説のピアニストによる殺人事件、しかも被害者は国民的人気の美少女ピアニストという、センセーショナルな話題は、マスコミの恰好のエサとなる。記者たちが、インパクト優先の記事作りに夢中になるなか、元女子アナウンサーの相沢奈緒は、真実を求めて奔走するが……。
「サウスポー・キラー」より好み。
主人公のキャラが良いね。
「黒と白の殺意」も買って来るか。
- 作者: 霞流一,小塚麻衣子,影山徹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/10/05
- メディア: ハードカバー
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プロの暗殺組織〈影ジェンシー〉で実務を手掛ける〈影ジェント〉の一人、〈カエル〉が不可能状況で殺された。明らかに同業者の手口。同僚の瀬見塚は、〈カエル〉の遺族の依頼で真相を追う。だが、〈カエル〉の後釜を狙う〈影ジェント〉たちが瀬見塚に刃を向け、彼らの怪奇を尽くした決闘の応酬は〈東京戦争〉と呼ばれるほどに発展していく。殺し屋による殺し屋殺しと推理の行方は? 背徳のSin本格誕生!
霞流一といえばバカミス。
やってることがバカなだけでミステリ部分は割と本格だったりするのだが。
今作は冒頭からバトル。
読み始めたときは
こんな話を500ページも読ませるつもりなのかと頭を抱えたが
以外とノリが良く、一気に読んでしまった。
なんか読んでて清涼院流水御大の<とくまでやる>シリーズを思い出したよ。
主役のハードボイルドっぷりは良かったが
なんだかバトルパートと推理パートが別作品のつぎはぎのように感じた。
総スタック数 84冊
2007年度解決数 262冊