今日のプロ野球

オリックス中村勝広球団本部長(59)が20日、昨年5月に右ひじ手術を受け現在米国に滞在中のグレッグ・ラロッカ内野手(36)からこの日、「今年はセカンドも守ります」という“売り込みメール”が届いたことを明かした。「届いてすぐに大石監督にファクスしたよ」。その上で「攻撃的オーダーを組むなら後藤をショートに回してラロッカを二塁など、バリエーションが増える」と“二塁・ラロッカ”に期待を込めた。

 広島、ヤクルト在籍3年間では主に二塁を守っていたラロッカ。すでに60〜70メートルのキャッチボールを行っており右ひじの経過も順調だ。ラロッカが“本職”に復帰となれば3番・カブレラ、4番・ローズ、5番・フェルナンデス、6番・ラロッカという夢の超強力打線の実現が現実味を帯びてくる。

夢打線。大引は?
しかしこんな布陣になったら後藤が過労死するぞww

ハム・ダルビッシュが“必殺ツーシーム”でバットも心もへし折る!後輩も「すごい!」「えぐいです!」と驚嘆]
WBC日本代表候補の日本ハムダルビッシュ有投手(22)が23日、千葉・鎌ケ谷のファイターズタウンで自主トレし“必殺ツーシーム”を試投した。ブルペンには入らなかったものの、若手を捕手と打者に見立てて調整した。「課題のWBC使用球で投げてもツーシームの変化は(日本の球と)そんなに変わりはないです」と手応え。「心までへし折る」とパ・リーグ打者に恐れられる武器で、世界の一流打者もなで切る。

 指先の感覚、球筋に神経を使った。室内練習場で約1時間の調整。ダルビッシュはキャッチボールながらも、ツーシームを投げ込んだ。吉川を捕手代わりに座らせ、木下を右打者として立たせるなど、実戦を想定して変化の軌道を確認。目の前で内角へ食い込んでくる切れ味を体感し、後輩たちは「すごい!」「えぐいです!」と驚嘆した。右打者の脅威 昨年、西武とのクライマックスシリーズ第2ステージの第2戦ではツーシームを多投。中島や中村ら右の強打者を封じ込んだ。内角を突く攻めの投球は打者の踏み込みを甘くさせ、次戦以降も精神的、技術的にダメージを与えた。バットだけでなく、「心までへし折る」と恐れられる理由だ。

 WBC第2ラウンドに進めば、ドミニカ共和国代表の“553発男”A・ロドリゲス(ヤンキース)、米国代表の“2年連続3割、30発、100打点”D・ライト(メッツ)ら強力な右打者が立ちはだかる。仕上がり間近の高速フォークとスライダーに加え、鋭いツーシームがあれば、現役メジャーリーガーが相手でも、恐れる必要はない。メジャーのスカウトが食指を伸ばす“日本の至宝”が、世界を震撼(しんかん)させる。

魔球シリーズ。
実際ダルのツーシームは凄い。