- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/05/10
- メディア: 文庫
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ロレンスたちがケルーベまで追うこととなった美しき女商人エーブ。貴族だった彼女が、いかにして今のような商人となったのか―。“もうひとりの狼”エーブの過去を描く、読みごたえ満点の書き下ろし中編『黒狼の揺り籠』。ホロとロレンスが立ち寄った村では、村人が諍いを起こしていた。そこでホロが思いついた驚きの解決法とは!?旅の一幕を描く短編『狼と黄金色の約束』。晴れた日、一枚の地図を見ながらホロとロレンスが思い立った寄り道と、その顛末を描く短編『狼と若草色の寄り道』。書き下ろし中編+「電撃文庫MAGAZINE」掲載の短編2本を収録した、絶好調の新感覚ファンタジー・短編集第2弾。
エーブの話は良かった。
- 作者: 泉和良
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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直径二十センチほどの透明な球状のディスプレイにシミュレーションされた「宇宙モデル」。かつて世間で流行し、今はすっかり廃れてしまった「それ」の開発に携わっていた“僕”は、様々なことに絶望し、会社も辞めた。そして、初めて作った「宇宙モデル」を捨てようとした時、“僕”の前に一人の少女が現れた―。
もはやテンプレの無職とメンヘラの話なんだが。
なんかいつもよりアクが少ない。
不思議な読後感だった。
- 作者: 初野晴
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/08
- メディア: 新書
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天涯孤独な少年・勇介は、急逝した大伯父・如月教授が遺してくれた博物館で秘密裏に行われているあるプロジェクトの存在を知る。それは―脳死患者と時間旅行を研究する極秘実験。過去を彷徨う魂を救うため、勇介は学芸員・枇杷とともに、過酷な時の旅へと出発する!注目の著者が放つ新感覚タイムトラベル・ミステリ。
何か色々物足りない。
まぁでもこの人にしか書けないミステリを作っていると思うので
今後も期待。
- 作者: 松本寛大
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/03/18
- メディア: 単行本
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アメリカ・マサチューセッツ州の小都市。そこにはかつてガラス製造業で財を成した富豪が、謎の死を遂げた廃屋敷があった。11歳の少年コーディは、その屋敷を探索中に死体を焼く不審人物を目撃する。だが、少年は交通事故にあって以来、人の顔を認識できないという「相貌失認」の症状を抱えていた。視覚自体に問題はなく対象の顔かたちが見えてはいるものの、その識別ができないのだ。犯人は誰なのか?州警察から依頼を受けた日本人留学生・若き心理学者トーマは、記憶の変容や不完全な認識の奥から真相を探り出すために調査を開始する。真相に肉迫するにつれ明らかになる、怪死した富豪一族とこの難事件との忌まわしき因縁…。重厚な筆致と圧倒的な論理で織り成す、新感覚の本格ミステリー!第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。
島田荘司御大の故郷という事で発足した新人賞。
選者の御大の宣伝により結構話題になってただけあって
受賞作となるこの作品はかなりの完成度。
流石即戦力を発掘すると言っているだけはある。
緻密な構成で、ストーリーも御大が好きそうな感じだww
第2回も無事開催されているので今後も楽しみ。
印象的な解決編は御大のアドバイスから発展したらしい。
御大も健在か。
総スタック数 113冊
2009年度解決数 165冊
玉吉銀の箱コレクション。
只今87/103
メガトーキョーはスルー。
BOXは100冊越え達成。
新人は良い感じなので売れるといいね。
今年の大河は定金氏病気のため
4ヶ月連続刊行でストップ。本当に地獄だったww
去年の御大の記録は越えてるのでまあいいかww