今日のスタック解決


「ありがとう雪平。約束を守ってくれて―さよなら」ロシアの要衝、旅順を攻略するべく、雪平たちの乗る“峰越”もまた、連合鯨軍とともに一大決戦に臨もうとしていた。奉天での出会いから、少しずつ近づいてきた雪平とクニ。だが、巻き起こった戦塵はそんな二人の距離さえも再び曖昧にしていく。そんな彼らの前に、赤い印をつけた襲撃鯱、クニが奉天から追い求めてきた仇敵が再び姿を現し―!?「私が仇を討つ。家族の仇、“峰越丸”の仇。それから私の―」砲火に彩られた空の下で繰り広げられる、シリーズ第3弾。

ちなみにこのあとがきはパソコンで書いてます。どうですこのみっしり感。これが私だ。

wwwwwwwwwww
大西科学氏は面白いなww
正直今の文体の方が読みやすいので、ポメラ執筆を続けるべき。
なんにせよ完結。次回作は何かな?


『対・穢歌の庭術式へ移行了承。―第七天音律を結んでください』結界を張るよう要請された少女の頬を、透明な滴が滑り落ちる。「シェルティス…わたしたち、本当にもう会えないの?」幽幻種と呼ばれる存在に、人が侵される世界。巫女の祈りで守られた浮遊大陸オービエ・クレアでのみ、人は生きることができた。結界の巫女・ユミィは、ある少年を待っている。巫女を守る護士だった、幼なじみのシェルティス。大陸から堕ち、異端として追放された彼は、かつてユミィと約束していた―必ず君の隣に行く、と。世界の理を体現する少女と、世界の理に拒絶された少年。二人の想いが錯綜する、重層世界ファンタジー、開幕。

デビュー作と比べると
随分とファンタジアっぽい話になったなぁ。
まさか細音氏の俺強ぇ〜が読めるとは思わなかったわ。
随所に上手さを感じるので、これからに期待。

電氣人?の虞

電氣人?の虞


電気人間なんて、いない。
そう言って、彼女は死んだ。

語ると現れる。
人の思考を読む。
導体を流れ抜ける。
旧軍により作られる。
電気で綺麗に人を殺す。

「電気人間」は一部地域でのみ語られている、
人気のない都市伝説に過ぎない。
だが、周期的に人が死んでいた。

電気人間にかかわった者の多くが、
不審な形で。何者かによる連続殺人なのか? 
何のために?

実話怪談のその先に。異形のミステリー小説、開幕!

詠坂雄二3作目。
デビュー作を読んだ時はこんなに化けるとは思わなかったなぁ。
恒例の頭のネジが飛んじゃってる登場人物達を中心にした
話のつくりが上手い。都市伝説な雰囲気出てるわ。
個人的にはマイナーゲーム雑誌のライターパートがヒットww
ラストが殊能の『黒い仏』っぽいのは
狙ってやってるだろww好きな作品だから嬉しいけどww
トリックのネタといい
綾辻行人の推薦文自慢wwといい
ミスターカラフルのミステリマニアっぷりにニヤニヤ出来る良作。


総スタック数   113冊

2009年度解決数  285冊