“カブ被害”は実費で弁償よ…。オリックス・岡田彰布監督(52)が30日、春季キャンプを前に沖縄・宮古島で2軍が使用する「下地球場」を視察した。1軍と同等の練習が可能な設備に、満足した指揮官。だが、さすがに2軍スタートするカブレラの特大弾対策は不可能とあって、球場直近の体育館のガラスが破壊されることを心配した。
「あそこカブレラやったら当てよるやろ。しもたなあ。保険かけといたらよかったわ」
岡田監督が案じたのは、左中間スタンド後方の、やたらと窓が多い体育館だ。スタンドには約15メートルの防護ネットが設置されているが、カブ砲の破壊力なら軽々と越え、体育館を直撃しかねない。
日本人選手なら「レフトはモロアゲ(もろにアゲンストの逆風)やし、ライトの向こうはゴルフ場やから問題ないやろけどな」と指揮官。ただ、さすがに今からカブ対策を講じるのも難しく…。
「まあガラス割りよったら、球団が弁償したらええねん」
指揮官の2月1日の全員集合命令に、カブレラも素直に応じて西武時代の01年以来、9年ぶりに1月来日したわけだが…特大弾対策は盲点よ-。
第2クールが終わる2月8日まで、2軍キャンプで調整するカブレラ。早く日本に来させられた報復?に、ガラスを割りまくらないことを祈るばかりだ。
モロアゲ?
久し振りにデイリーの記者凄ぇなとオモタ。
オリックス・岡田監督はブルペンでチェックした投手陣の中で、D5位ルーキーの左腕・阿南(日本通運)に注目。わざわざイスを移動し、捕手の後ろから球筋を見て絶賛した。
「思っている以上にエエな。キレがある。これはちょっと、可能性を秘めとるよ。先発でもいける可能性はあるわな」
中継ぎの即戦力で獲得したが、社会人時代は先発でスタミナは十分。45球を投げた阿南も「フォームとボールの回転だけ意識しました。もっとアピールしないと」と燃えていた。(宮古島)
どん様は阿南を褒めると思ってました。
これも「7割は嘘や」の内なんかいのぅ。