今日のスタック解決

カエルの子は (メディアワークス文庫)

カエルの子は (メディアワークス文庫)


遊園地でカエルの着ぐるみをかぶって仕事をこなし、優雅な独身貧乏生活を満喫中の俺、三十歳。ある日、見知らぬガキがやってきて、俺に向かって思いっきり叫んだ。「父ちゃん!」身に覚えは…ない、わけでもない…。突然の息子の登場で、俺の平穏な生活が一変。そもそも子供は苦手なのに、どうなっちまうのか―。真冬の遊園地でじんわりと展開する、親子の心温まる物語。ぎこちない父親の愛情と、まっすぐな子供の信頼が、関わる人々に笑顔を運ぶ。

コンビニの人4作目。
悪くは無いんだけど
そろそろガツンとくるモノが欲しい。


なんでも屋を営む男と元気が取り柄の女子高生。男は霊を見ることができ、少女は霊に好かれていた。そんなふたりの怪奇でのんきな短編集。公衆電話の囁き、声を聞いた少女は恐怖と出会う(「囁き」)。腹を引き裂き自殺した妊婦、彼女の身に起きたこととは?(「はじまりのひとり」)。脳を持たない霊はいかに思考するのか。そもそも霊とは(「霊に魂の不在を説く」)。ベルクの名曲を巡る、ふたりの奏者の物語。(「ある天使たちの思い出に」)。以上四編収録。

オタクの霊に振り回される話だけ面白かった。
これで1本書けばよかったんじゃないか?


総スタック数  112冊→110冊

2011年度解決数 444冊→446冊