今日のプロ野球

 米大リーグのマリナーズは22日、アスレチックスと28、29日に東京ドームで行う開幕戦の来日メンバー30人を発表し、マイナー契約でキャンプに参加していた川崎宗則内野手(30)が名前を連ねた。
川崎はメジャー昇格へ大きく前進。来日後に発表される開幕戦の登録28選手に入れば、自動的に大リーグ昇格の条件となる40人枠(大リーグ契約)に入ることになる。

 招待選手としてキャンプインした川崎はオープン戦12試合に出場し、打率3割8分7厘と活躍。走塁や守備でもアピールし、大リーグ昇格が有力視されている。

メジャー昇格ほぼ決定っぽいな。

ロッテ時代は「スピードスター」として名をはせた米大リーグ・ツインズの西岡剛内野手(27)が、
メジャー2年目の春季キャンプでマイナーへ異例の“スピード降格”。日本球界への“スピード復帰”
も現実味を帯びてきた。

3A行きを通告されたのは、マイナーからの招待選手もまだ多く残る19日(日本時間20日)。
地元メディアの論評は辛辣(しんらつ)だ。

「われわれは、この日が来ることを知っていた。ツインズは正しいことをした」「一塁走者をアウトに
出来そうにない弱々しい送球をちょっとでも去年見たなら、今朝のニュースに驚くまい」−。地元紙の
コラムニストはツイッターで「西岡が3Aに行った。2Aがいっぱいなのか?」と痛烈なブラック
ジョークまでつぶやいた。

530万ドル(約4億4500万円)で落札され、3年総額925万ドル(7億7700万円)で
契約した一昨年オフ。「ロックスターは日本からの最もホットな輸出品だ。ゴールドグラブの内野手が、
百万ドルの微笑みとファッションモデルの妻を連れてやってきた」と大注目された。

だが開幕早々に守備で左足腓骨を骨折。復帰後も走攻守で精彩を欠いた。古株の裏方はロッカールームで
「おまえのせいじゃない。契約したスカウトが悪いんだ」と励ましたという。西岡に追われる形で
オリオールズに移籍した遊撃手のハーディは30本塁打と活躍。編成失敗の責任を問われ、西岡を
獲得したスミスGMはオフにクビを切られた。
後ろ盾を失った西岡は「帰国後に『日本に戻りたい』ともらすほど弱気になっており、母親に
ハッパをかけられた」(球界関係者)という。
だが新しいGMは内野手の補強を続けるなど、すでに見限られた感も。オープン戦で盗塁に
失敗しても「どんどんトライしていい時期だと思う」と語ったのに対し、ベンチコーチ
「許可もないのに盗塁した」と批判している。

20日(同21日)は、3Aロチェスターの練習試合に初出場。日本では名手とされた男は、
守備を基本からたたき込まれる日々に耐えられるか。契約は今季を含め残り2年あるが、
「日本に帰りたい」という思いがぶり返しても不思議はない。

「おまえのせいじゃない。契約したスカウトが悪いんだ」と励ましたという。

向こうのブラックジョークは流石やでww