Water Fountain


ようやく子安とバトルか。


『AW』『SAO』の川原礫によって描かれたウェブ小説の最後の作品が電撃文庫でついに登場!

二〇一九年八月。
地球上の、いくつかの都市部に、人類が初めて接触する地球外有機生命体が複数落下した。
のちに《サードアイ》と呼ばれるその球体は、接触した人間たちに、現代科学では解明できない《力》を与えた。
ある者には、音さえ追い越す《速さ》を。ある者には、鋼さえ断ち切る《刃》を。そしてある者には、万物を噛み千切る《歯》を。
十七歳の少年、空木ミノルもその中の一人だった。彼がただ一つ望み、そして得た能力。
それは《孤独》。
絶対的な孤独を実現するその≪力≫は、しかしミノルを望まぬ戦いに巻き込んでいく。
平凡だが平穏な義姉との暮らし。そのひとときが壊されるとき、ミノルは絶対なる≪孤独者(アイソレータ)≫として覚醒する――!

アクセルワールド寄り。
古臭い感じの異能バトルだけどそこそこ楽しんだ。
卑屈な主人公は好み。

ひきこもって音楽ばかり聴いていた不登校児の僕。けれど、ゴミ捨て場で拾った真っ赤なギターが僕の運命を変える。
それには、交通事故で死んだギタリスト、キースの幽霊が取り憑いていたのだ。
「俺が生きてる間に発表できなかった曲を、おまえが代わりに歌うんだよ」
幽霊に尻を叩かれ、僕は池袋で路上ライヴを始める。
そこで出逢ったのは、身分を隠して夜の街を彷徨う歌姫ミウ、それから沢山の路上パフォーマーたち。
ストリートを舞台に迷い猫たちが歌い奏でる、切なくて甘い青春と音楽の物語。

いつものワンパ杉井光

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

スパイ養成学校“D機関”。常人離れした12人の精鋭。彼らを率いるカリスマ結城中佐の悪魔的な魅力。吉川英治文学新人賞日本推理作家協会賞W受賞の究極のエンタテインメント

スタイリッシュ『陸軍中野学校』。
たまらん。


総スタック数  114冊→111冊

2014年度解決数 195冊→198冊