He Woke Me Up Again

何かが深海からやってくる 8月の迷惑な侵略者たち (一迅社文庫)

何かが深海からやってくる 8月の迷惑な侵略者たち (一迅社文庫)

夏休みを利用して東京から遠く離れた磯名出島へと旅行にやってきた竜一と幼馴染の澪。しかし、竜一は島への上陸直前に奇怪な水棲生物に腕の一部を傷つけられ、これをきっかけに常人離れした謎の怪力を手に入れる。時を同じくして島ではサメが人を襲う事件が多発、竜一と澪はひょんなことから闇のサメ一族の地上侵略計画を知り、これを阻止するためにハチャメチャな奮闘を繰り広げることになるのだが…。

噂のサメラノベ
サメ映画の良い所である、低予算・ゴア描写が
ラノベだと意味無さそうなのが・・・・・・。
まぁそこは『ウは宇宙ヤバイのウ!』等快作量産
最近創元SF短編賞獲った作者。
なんか道中がどうでもよくなる笑えるSFB級サメ?ラノベになってる。
お約束のサメの餌大学生5人組とか出てくると
グロ描写ないとわかっててもwktkするね。
挿絵がサメじゃなくてマグロなのは
デザインがマグロ二足歩行の人なんで・・・・・・。

犬と魔法のファンタジー (ガガガ文庫)

犬と魔法のファンタジー (ガガガ文庫)


未踏の地を夢見て、若者たちが冒険の旅に出たのも今は昔。平和な時代が長く続くこの大陸では、冒険なんて今どき流行らないし、食べていけない。若者たちの夢は、無事に就職すること―。主人公・チタンは口下手で要領の悪い大男。一生安泰の宮廷務めを目指し就職活動に明け暮れるも、すべて不採用。現実は残酷で、理不尽で、不公平だ。絵に描いたような英雄譚はどこにもない。チートな能力に目覚める朝も、聖剣を抜く日もやってこない。職業無し、武器無し、特技なし。田中ロミオ最新小説は、ファンタジー世界なのに、リアルな青春。

見事に就活ファンタジー。夢も希望もない。
こういうの上手いなぁと。
あっち界のシナリオライター色々読んだけど
ロミオと唐辺葉介は別格。
唐辺葉介の新作もそろそろ読みたい。


総スタック数  117冊→115冊

2015年度解決数 217冊→219冊