Ice Melts


ここ2話の展開はいつもの野崎まどで安心した。
まどファンは爆笑してるやろな。
こっからの二段落ちに期待。


これは少女時代のアイズのお話

王国軍出兵。
ベートの活躍によりアマゾネス狩りの事件を収束させたのも束の間、都市外からの侵略者の迎撃に乗り出す【ロキ・ファミリア】。
強過ぎる冒険者達によって万の軍勢が蹴散らされていく中、ひょんなことから発せられた少女の問いが、リヴェリアの記憶の扉を叩く。

「昔のアイズさんの話、聞かせて頂けないでしょうか?」

それは、当時『人形姫』と謳われていた少女の秘話。
追憶の欠片はハイエルフの想いを過去に飛ばし、一方で竜信仰の村に辿り着いた少女もまた在りし日の情景を追想する――。

これは、もう一つの眷族の物語、

リヴェリア準主役で満足。ロキファミリアトップ3人の話は面白い。
次はガレスの話が読みたい。

探偵さえいなければ

探偵さえいなければ

東川篤哉の本籍地・烏賊川市シリーズ、待望の最新刊。傑作ユーモアミステリ!

関東随一の犯罪都市・烏賊川市では、連日、奇妙な事件が巻き起こります。でも大丈夫。この街では事件もたくさん起こるけど、探偵もたくさんいるのです。ひょっとしたら、探偵がいなければ事件も起こらないのかも……。

久しぶりの烏賊川市だけど
読みたいのは長編なんだよなぁ。

人民解放軍の将軍・新的の依頼を受け、ジブリールだけをともなって中国に入ったアラタを迎え入れたのは、“シベリア共和国”の監視役・パウローだった。
つい先日まで刃を交えていた“敵国”中国と、血の因縁を持つシベリア共和国──両国の庇護と監視を受けつつ、ジブリールと疑似新婚生活を送りながら北京で学校通いを開始するアラタ。
しかし、北朝鮮情勢の一層の緊迫化とアラタの才能をめぐり、中国とシベリア共和国の間には意見の相違が生まれていく……。
少年兵、情報技術の高度化、そしてドローン──元ニートは、望まずして“未来の戦場”に立つ──!

芝村裕吏×しずまよしのりが贈る大ヒットシリーズ、絶好調の新章第二幕!

地味系芝村作品が好きならたまらない。
まめたんとかクロスオーバーが顕著になってきたなぁ。

極北の港に追いつめられた皇国軍主力一万八千の将兵を水軍が撤収させるまであと二日。援護を命じられた新城指揮下の剣虎兵は、背後に迫る帝国軍追撃部隊に奇策をもって果敢に挑む

負け戦なのが良い。

北嶺の武勲で少佐に昇進した新城は皇都に蠢く大貴族の政争の駒となって、皇主に奏上する栄誉と引替えに近衛とは名ばかりの弱兵部隊への転属を命じられた。練兵の間もなく決戦の時は来た。湾を埋め尽くす帝国軍の大上陸部隊を、興廃を賭して皇国軍主力が迎え撃つ。訓練不足の近衛鉄虎兵大隊を率い新城は波打際の最前線に血路を拓く。

「皇国」軍の奇襲作戦は、ユーリア率いる「帝国」軍の巧みな反撃により崩壊した!!内地を潰走し続ける皇都の防人達だが、新城率いる近衛鉄虎兵大隊は唯一整然と後退していた。絶望的状況で新城に死守命令が下る。大地を覆う精兵率いるユーリアと未完の城塞で待ち受ける新城、壙穴の戦場は砲声と血で満ち始める。

籠城戦好き。
銃殺刑のシーンは印象に残る。
作戦とか関係無い所で大きく動くのも。

敵国の美姫を伴い、皇都に凱旋した新城直衛を待ちうける大衆の歓呼。そして彼の名声を喜ばぬ者たちの怨嗟と策謀……。休息もつかの間のこと、帝国軍の容赦ない冬季攻勢が始まった!

モテモテ新城さん。
歪んでる主人公すこ。

予期せぬ帝国軍の冬季攻勢に崩壊寸前の虎城戦線。居合わせた新城は防戦に奮闘する。だが一少佐の巨大すぎる救国の戦果が猜疑と妬をよび、 皇都では新城抹殺のクーデタ計画が……!!

政治系の話も面白い。

国を滅ぼすのは愛国者なのか、それとも逆賊なのか?残り数日を迎える凱旋式を境に、暗雲漂う皇都に蠢く無数の影が〈皇国〉の歴史を変えていく。最初に手札を切るのは一体……!?

まるまる一冊水面下の政争か。

三月四日末明、駒城下屋敷に時ならぬ銃声が轟いた。同時刻、未だ凱旋式典の残滓を纏う皇都に軍靴の響きが。五将家の雄、守原が起ったのだ。皇宮を抑えた蹶起軍は、玉体を手中にし、市街を制圧。その“義挙”は完遂目前となった。唯一、暗殺者どもを撃退し囲みを脱した駒城家育預、近衛中佐・新城直衛を除いて…。皇都を震撼させた動乱の帰趨は―。

この巻で内乱編は終わらせて欲しかったな。

スタック数  119冊→109冊

2017年度解決数 147冊→157冊