Hurt Feelings

七つの魔剣が支配するV (電撃文庫)

七つの魔剣が支配するV (電撃文庫)

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勉強と鍛錬を重ねて己を高めつつ、時には後輩たちを相手に頼れる先達としての一面も見せ始めるナナオたち。困難を増す魔法生物学の課題でグリフォンと格闘し、新たに加わった天文学の授業では、『異界』と『異端』についての過酷な現実を教わる。そんな中、迷宮に連れていかれたピートを追ってエンリコの研究所に辿り着いたオリバーとナナオ。彼らはそこで恐るべき魔道の深淵と、長きに亘る魔法使いと『異端』の対立の一築を垣間見る。一方で、次の仇討ちの相手をエンリコに定め、オリバーは同志たちと共に戦いの段取りを詰めていく。刻々と迫る決戦の時。彼のふたつ目の復讐の行方は―。

久しぶりの復讐パート。
色々と重要な設定が開示されて良かった。
敵側も狂人なりの矜持があって良いね。
脇キャラの死ぬスピードがどんどん上がってる。


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文化祭。当日は何処で何をしてひとりで過ごそうか胸を弾ませていた春一を襲うテンプレ展開…実行委員に抜擢される。面倒くさいことは迅速に、の精神でおひとり様スキルフル活用で仕事を完璧にこなす春一へ華梨の余計な一言が炸裂する!「私、姫宮君に勝ってみたい!姫宮君っ、私と勝負しよう!」強制戦闘イベントを華麗にスルーし続ける春一のもう一つの悩みの種、「い、今は恥ずかし過ぎて姫宮の顔もまともに見れないから…」キャンプでの告白で英玲奈とは妙にギクシャク。華梨と英玲奈、二人との関係は確実に変化しているようで―。ひねくれボッチートな青春ラブコメ、文化祭はひとりに限る。

打ち切り。
この手のにありがちなモブとの寒いノリは苦手。
主人公とヒロインの関係は美しく書けていたと思う。


スタック数  102冊→104冊

2020年度解決数 30冊→32冊