本は読み手を、いつも見守ってくれている。
本の声が聞こえる少年・榎木むすぶが、学園のアトリエを訪れると妖精が泣いていた。妖精のような少女は姫倉蛍といい、悠人先輩の妹だという。むすぶは先輩から妹が本に“罹患”しているのではないかという深刻な相談をされる。本と深く共鳴する“罹患”は、時に人を破滅的な行為に走らせてしまう危険な状態だ。さっそく蛍をよく知る本たちに話を聞きに行ったむすぶは、思わぬ壁にぶつかってしまい――。むすぶは本の言葉を解き明かし、少女の涙の理由を知ることができるのか!?
「嵐が丘」、読もうと思いつつ10年以上積んでいるので
山から発掘する気になった。
野村美月は今年復活から年内8冊刊行か。サイボーグだな。
スタック数 104冊→103冊
2020年度解決数 175冊→176冊
かっけぇ。大人の友情。
リコが女たらしの元詐欺師?って思ったが
中年のおっさんでここまで納得いく描写が出来るか。男性陣だけじゃなく女性陣も魅力的。
オノナツメ先生は本当にすごい。