今日のスタック解決

人間の尊厳と八〇〇メートル

人間の尊厳と八〇〇メートル


このこぢんまりとした酒場に入ったのは、偶々のことだ。そこで初対面の男に話しかけられたのも、偶然のなせるわざ。そして、異様な“賭け”を持ちかけられたのも―。あまりにも意外な結末が待ち受ける、一夜の密室劇を描いた表題作ほか、極北の国々を旅する日本人青年が遭遇した二つの美しい謎「北欧二題」など、本格の気鋭が腕を揮ったバラエティ豊かな短編ミステリの饗宴。第六十四回日本推理作家協会賞受賞作を含む、五つの謎物語。

『北欧二題』と書き下ろしの『特別警戒態勢』以外は既読。
『北欧二題』では『シャガールの黙示』に引き続き
ルビ以外は全てカタカナを表意文字にする試みをやっていて嬉しくなる。
これ凄く美しい文章になるんだよなぁ。
海外話との相性は抜群。他の作家も真似るべき。
どの短編も質が高くて満足。

うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。3 (HJ文庫)

うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。3 (HJ文庫)


新メンバーに剣道部の葵を加え、ますます勢いに乗る裏生徒会。そんな中、ある依頼の一環で学園内のショッピングモールに来た武人&ミコ。目的もそこそこに、傍から見れば完全にデート状態の二人だが、ちょうど巡回中の朱音と出くわし、そのまま3人で行動することに!そこから繰り広げられる“あーん合戦”や“ファッション対決”とは一体!?―。

相変わらず主人公の天才設定がさっぱり。
なんか打ち切りっぽい臭いがするがはてさて。


夏休み前、尚史をめぐって現と鑑が火花を散らしながらも「現会」は楽しく活動していた。ところが最近、覚が何か悩んでいる様子。「かつて大切な友達を喰った」という彼女の謎の言葉と関係があるのか?しかも鑑の夢世界を壊そうとした深界の“教授”が覚の夢にも現れたらしい!そして翌日、覚は目を醒まさなくなった…。こうして尚史はさっちゃんと共に覚の夢世界へと赴く―愛するアリディア様を救うために!夢解きパズルワールド、終幕。

あぁ〜〜打ち切られた。期待してたシリーズなんでショックだ。
1巻から鬱展開気味だったのと
主人公がドMでキモいのが受け入れられなかったのかなぁ?
このハイペース刊行で打ち切り・・・
さっさと終わらせて『学校の階段』みたいに売れるのを書けって事なんだろう。



総スタック数  118冊→125冊

2011年度解決数 370冊→373冊