今日のスタック解決

六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)


津村沙世子―とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

恩田陸でも読んでみるか、ということで。
学園青春ホラー物。面白いなぁ。
学校が持つ不気味な雰囲気の表現が見事。
デビュー作であるが故の稚拙さと相俟って独特の雰囲気を作り出してます。
学園祭のシーンは凄い。
何でもハッキリさせなきゃ気がすまない人にはお勧め出来ないかも。


なぜ、私なの?―賭博師シェルの奸計により、少女娼婦バロットの叫びは爆炎のなかに消えた。瀕死の彼女を救ったのは、委任事件担当官にしてネズミ型万能兵器のウフコックだった。高度な電子干渉能力を得て蘇生したバロットはシェルの犯罪を追うが、その眼前に敵方の担当官ボイルドが立ち塞がる。それは、かつてウフコックを濫用し、殺戮のかぎりを尽くした男だった…弾丸のごとき激情が炸裂するシリーズ全3巻発動。

マルドゥック・ヴェロシティ3週連続刊行。
これを期に一気読み予定。