今年の読み初めに選んだのは樋口有介「夏の口紅」
- 作者: 樋口有介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1999/09
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
十五年前に家を出たままの親父が死んで、大学三年のぼく・礼司に残されたのは、二匹の蝶と、「妹」と名乗る女の子・季里子。この不思議な女の子との出会いで、今年のぼくの夏休みは、とびきり暑くなりそうだ―。青春小説の名手・樋口有介がおくる、甘くてほろ苦いひと夏の物語。
ほろ苦くて爽やか・・・不思議な読後感。
今年初めて読んだ本がこの本で良かった。
総スタック数 78冊
2007年度解決数 1冊
まず講談社BOXから1年に亘り、12ヵ月連続で出版される予定の大河ノベル20
07『刀語(カタナガタリ)』。昨年中に用意されたストックはわずか4話分、
残りの8話はリアルタイムで書くことになります。無事に12巻まで書き終える
ことができればご喝采。
また、文芸図書第三出版部から4月にリニューアル発売される小説現代増刊
『メフィスト』に、人間シリーズ、『零崎曲識の人間人間』が掲載されます。
おそらくは今年最初に書く原稿が、この『人間人間』です。2007年の西尾維新
をはかるのに丁度いい小説になるのではないでしょうか。
更に、何年も前からタイトルだけは公開していた『不気味で素朴な囲われた
世界』の執筆に、ついに取り掛かります。『きみとぼくの壊れた世界』の続編
でこそありませんが、世界観を同じくする物語ですので、興味のあるかたは是
非。『刀語』『人間人間』『ぶきそぼ』は並行して書く形になると思いますが、
それら3つの物語を書き終えたあとは(8月くらい?)、頑張ったご褒美とし
て、昨年末に発売された『化物語』の過去編にあたる『こよみヴァンプ』を執
筆させていただくことになっております。発売は2008年初頭頃になると思いま
すが、タイトルを『無物語(ナイモノガタリ)』か『傷物語(キズモノガタリ)』、
どちらかに改めて、講談社BOXから刊行予定です。ちょっと先の話になりますが、
忍野忍……もとい、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレー
ドの活躍も、どうかお楽しみに。
ともあれ、本年も西尾維新を、よろしくお願いします。
大河ノベルはストック有りなの?前情報と違うなぁ。
まぁ無いと無理だろうけどね。
「不気味〜」「こよみヴァンプ」の執筆予定は嬉しいな。