今日のプロ野球

ソフトバンク多村仁外野手(29)が、故障に弱い“虚弱体質”返上へ「フル出場サプリ」を愛用する。多村は7日、母校の横浜高でレッドソックス松坂らとともに自主トレを本格的に始動させた。移籍初年度の今季に掲げたノルマは、自身初となる「全試合出場」だ。「全試合出場すればおのずと結果はついてくる。自主トレでは走り込み中心で、キャンプからアピールできる体をつくりたい」。その準備は着々と進めていた。
 フル出場を果たすための肉体に必要な要素を把握するため、昨年12月に同志社大を訪問し、血液、血管、骨、筋肉などの精密検査を受けた。骨密度では、股(こ)関節辺りの骨の硬さは147%、と平均の約1・5倍の数値を記録したという。「何が足りないのかを調べてもらったので、足りないものはサプリメントで補充します。今までは1社のビタミン剤とかプロテインだったけど、トレーニング、練習、試合で飲むものも異なるし、今年は3社に用意してもらいます」。用途に応じた、10種類以上にも及ぶと思われるサプリメントを服用し、パーフェクトな肉体をつくり上げる考えだ。
 もちろん、薬に頼るだけではない。食事にも細心の注意を払う。福岡での単身赴任生活に備え、サプリメントの提供メーカーなどに食事メニューを作成してもらい、調理は知り合いの市内の料亭に依頼する予定だ。「自分だとどうしても好きな食べ物に偏るので」と、フル出場達成へ万全の態勢を整えている。
 この日の練習では例年より約1週間早く、バットを握った。「毎年、バットを持つのは15日以降ですからね。意気込みを感じてください。まずはレギュラーを取らなきゃいけませんから」。横浜時代の主力待遇も返上し、オープン戦も2月24日の初戦(対西武=宮崎)から出場するつもり。「優勝のために、全試合出場して、王監督の胴上げのために頑張りたい」。気持ちのうえではすでにソフトバンクの主力だ。

キャシャリンを思い出したww

長く孤独な戦いは終わった。尾形は「また野球ができる。今年が勝負。絶対1軍レギュラーでいたい」と力強く、07年の目標を掲げた。
07年は足の状態も考慮し、外野に転向する。ブラウン監督は尾形についてビデオで見たことしかないが、打撃力があり、俊足という点に、昨年から注目していた。
 キャンプでは指揮官に初めて実力を見せることになる。左翼・前田以外は緒方も嶋もレギュラーを確約されていない外野陣。森笠、広瀬、井生、末永らを含めたし烈なサバイバルが予想される。外野の一角確保へ「打撃をアピールしたい」と“最大の武器”で売り込む構えだ。
 絶望の日々を支えてくれたものがある。自宅に飾ってある千羽鶴だ。長い入院生活の間に義足の少年、車いす生活の子供らから「頑張って」と贈られたものだ。
 「正直、もう野球はダメと思っていた。でもそういう方たちと接して頑張れた。今度は僕がグラウンドで励ませればと思う」。尾形が千羽鶴に07年の復活を固く誓った。

よく回復したなぁ。
次やっちゃったら野球人生の終わり。無理せず頑張って。