今日のスタック解決

学園キノ〈2〉 (電撃文庫)

学園キノ〈2〉 (電撃文庫)


今までもこれからもあってはいけないノベルのはずだった……。
「ねえ木乃。ちょっと足を止めて、七十二度左に向いて、顔を十四度上げて笑顔でピースサインしてみて」エルメスが、突然そんなことを言いました。「なんで?」「いいから」木乃は訳も分からないまま、言われたとおりに顔とVサインを向けて、「こう?」「はいチーズ――」「もういいよ、木乃」エルメスの言葉に、手を下ろした木乃が、歩き出しながら当然質問します。「一体何なのよ? エルメス」「内緒。これから、また忙しくなりそうだね」「何が?」「秘密」
――これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、そのマスコットキャラである人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。
 静先輩や、サモエド仮面、陸太郎、ワンワン刑事もなんとなく大活躍〜!? そして、2巻では“あのキャラ”が登場!!

これはヒドイww
しかし、正直もうお腹一杯感はある。


全ての事が始まる六年前。中世を舞台に“馬鹿騒ぎ”の序章が始まる──。
 1705年、イタリア地方都市。15歳の誕生日を迎えたヒューイ・ラフォレットは人生に退屈し、同時に絶望もしていた。全てに無関心で世界の破壊のみを考え続ける少年が住むこの街では、奇妙な連続殺人事件が起こっていた。噂されるのは白い仮面を纏った『仮面職人』という怪人の存在。目撃者は次の被害者になるという。
 街が不穏な空気に包まれていく中、ヒューイの身辺に新たな異分子が入り込む。錬金術を教える学舎の同窓であり、ヒューイに恋心を抱くモニカ。『仮面職人』を目撃して殺されることを諦観しているニキ。そして、全ての人の幸せばかりを願うエルマー。彼らと連続殺人事件が絡み合う時、ヒューイの「世界」が変わるのか──。

ヒューイの過去話。
本編より、これとか2001みたいな外伝系の方が好きだなぁ。
総スタック数 82冊

2007年度解決数 200冊