今日の買物

夢の終わりとそのつづき (創元推理文庫)

警視庁を辞めて８ヶ月、雑誌への寄稿で食いつないでいた俺を、においたつような美女が訪ねて来た。久我山にある家から出て行く男を、１週間尾行するという依頼。元刑事の俺にとって、１週間の尾行など簡単な仕事。それに報酬は200万円と、一抹の不安を感じつつもさっそく久我山へ向かう。目的の男は、１日中買い食いをしながら東京中を歩き回るのみ。うんざりした俺が、知人の夢子に尾行を任せた３日目、男は新宿の公園で餓死してしまう。直前まで飲み食いしていた男の身に何が起こったのか？　若き日の柚木草平を描いたシリーズ第５弾。文庫オリジナル。解説＝新保博久

｢ろくでなし｣を柚木草平シリーズにして大幅改稿。
ホントに主人公を柚木にしただけだったｗｗ
しかも全く違和感ないあたりがもうｗｗ

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

怪談専門誌『幽』で連載していた「旧耳袋」が、イラストを豊富に盛り込んだ児童書として刊行。根岸鎮衛による江戸の奇談随筆集『耳嚢』を、京極夏彦が鮮やかに現代によみがえらせる。各話ごとに原文が併録されており、2つの違いを読み比べて楽しむことができる。

怪談というよりは不思議な話。
児童向けという事もあり、ちょっと物足りないかも。
しかし、京極夏彦は巧い。
総スタック数　82冊

2007年度解決数　202冊