今日のスタック解決

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)


「きみとぼく」本格ミステリ待望の第二弾。
 時計塔が修理されない上総園学園の二学期の音楽室。そこから始まった病院坂迷路
 と串中弔士の関係。歪な均衡を保つ学園の奇人三人衆、串中小串、童野黒理、崖村
 牢弥。そして起こってしまった殺人事件。迷路と弔士による探偵ごっこの犯人捜し
 が始まり、崩れていたバランスがさらに崩れていく……。

傑作『きみとぼくの壊れた世界』の続編。
タイトル通り、一作目とは構造が反転。姉だったり。
主人公の中二病っぷりは異常だww
刀語はちょっと感じが違うので
久し振りに西尾維新らしい小説を読んだ。
流石にきみぼくには劣るが、それなりに楽しめた。
3作目『きみとぼくが壊した世界』にも期待。

水銀奇譚 (ミステリーYA!)

水銀奇譚 (ミステリーYA!)


オカルトクラブの部長が突然失踪した。数年後、部員たちの周囲で次々に起きる奇怪な出来事。頻発する水難事故。解き明かされる暗号。〈水銀〉の秘密とは。すべては部長が失踪前に行った儀式に関連があるのだろうか……。

青春ホラー・ミステリーと銘打っているが
何のことは無い・・・やっぱりオカルト・ホラーじゃねぇかww
牧野修にしてはおとなしい小説。
理論社ミステリーYA!から初読了。
悪くない。次は海堂尊になりそうだけど。

じーちゃん・ぢぇっと!!ハニバニ。 (電撃文庫)

じーちゃん・ぢぇっと!!ハニバニ。 (電撃文庫)


齢六十を越えていくばくか。でも、誰がどう見ても二十歳そこそこなうちのじーちゃんは、赫い髪の超イケメン。ギターをこよなく愛し、シルバーアクセサリーをじゃらじゃらさせて、孫のぼくに愛をそそぎまくる。
 そんなじーちゃんには、お寺の住職という仕事のほかに“夜のお仕事”なるものがあって、日々ぼくらのことを守ってくれてる。そんなはちゃめちゃじーちゃんの過去の秘密って、一体なんなの!?
 『しにがみのバラッド。』のハセガワケイスケがお贈りする、かっこいいけどちょっとヘンなおじいちゃんとラブリィな孫の物語、リターンズ!!

前作に引き続き
じーちゃんの口調が気に入らない事を除けばそこそこ。

キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)


朝の日を背に受けて、キノとエルメスは、とある国を見下ろす山の上にいました。あとはもう道を下っていくと、そこにある森に囲まれた広い城壁の中へと、城門へとたどり着く場所でしたが、「こりゃ入れないね、キノ」エルメスとキノは、そこから動こうとしません。見えるのは、国内のあちこちで上がっている火の手でした。たくさんの家が燃えています。風に乗って、薄く煙が、そして人間の悲鳴が聞こえました。キノがスコープで覗くと、人々が殺し合っているのがよく見えました。狭い国内で、たくさんの人がたくさんの人を、殴ったり切ったり、時に撃ったりしながら、朝のお日様と蒼い空の下で、延々と殺し合っています。(「お花畑の国」)―――他全11話収録。口絵(カラーページ)三つ折ポスターも含めて14P。黒星紅白描き下ろしイラスト満載! 人気シリーズ1年ぶりに最新刊登場!! そして今回の“あとがき”は……????

1年に1冊ペースなら楽しく読める。
「とても見つけにくいあとがき」・・・イイネ。


正体不明の母子に拉致されかけた吉乃聖の窮地を救ったのは、白馬を自転車に代え、剣ではなくビニール傘を構えた、ちょっと粗暴な騎士・直哉だった! 別世界から来た直哉と出会い、聖の運命が螺旋を描く!

『バイトでウィザード』の椎野美由貴の新シリーズ。
この人の本はなんでこんなに面白く無いんだろうか。
15冊も書いてたらもうちょっと上手くなってもいいんじゃないか。
玉吉が10冊以上持ってる作家で評価平均点50切ってるのはこの人だけ。
なんで買ってるかって?
そこに地雷があるからさ。
バイトも後半は何故か面白かったので今後に期待?しないほうがいいか。


総スタック数 85冊

2007年度解決数 258冊