今日のスタック解決

ほうかご百物語 (電撃文庫)

ほうかご百物語 (電撃文庫)


「いきなりで悪いけど、あなたの血、吸ってもいいかな」
 高校生で美術部員の真一は、忘れ物を取りに戻った夜の学校で見知らぬ少女に出会う。少女はとても美しくて、でもその瞳は銀色に輝いていて、しかも真一の血を吸いたいと言う。少女の正体を“イタチ”だと見抜いて難を逃れた真一は、非常識にも彼女とある約束を交わすのだが――。
 翌日、美術室に現われたイタチ少女。曰く、この学校は妖怪が出やすく、しかも真一は彼らを引きつけやすい体質だから、手遅れになる前に約束を果たしに来た、と。約束を果たすまで、イタチは真一の身を守ってくれるという。美術部の先輩で妖怪マニア・経島御崎の提案により、イタチは美術部に迎えられることになる。そしてイタチの言葉通り、学校には様々な妖怪たちが現れ始めて……。
 ピュア可愛いイタチさんと普通の高校生真一の、ちょっと不思議な放課後物語です。

ここ数年の大賞受賞作は無難な内容の作品が多い。
この作品も例に漏れず…なんだが…
なんだこの無味無臭っぷりは。
ストーリーは2年前のお留守バンシーに近いが
読後感の無さは異常。


総スタック数 86冊

2008年度解決数 28冊