今日のプロ野球

プロリハビリスト清原引退。
玉吉をプロ野球ファンにしたのはAK砲で
清原はこっそり玉吉がはじめてファンになったプロ野球選手だったりするんだよな。
通算成績には文句無いけど、単年で見ると
規定到達で3割打ってるの2回だとか、100打点が1回しかないとか色々物足りないな。
清原が新人の時のノムさんの分析が面白い。

333 :代打名無し@実況は実況板で
「すばらしいなあ、君は。くらべると、僕の十八歳のときなどは、クズみたい
なものだったな」高知県・春野の西武キャンプで、私は清原にこういったが、
本当にそう思ったからで、お世辞でもなんでもない。


私が清原に会ったとき、ほれぼれとながめてしまい、ふだん解説者として禁句
にしている「すばらしい」という言葉を使ってしまった理由はほかでもない。
新人に必ずあるといってもいい、ひと目で見ぬける弱点がなかったからだ。打
撃フォームは、すでに完成品だった。内角・外角と打つポイントが一定しない
例はいくらでもある。フィニッシュも安定している。タイミングのとり方、バッ
トを移行させる軌道も正しい。技術的な弱点の見えない十八歳の新人はめずら
しい。この「見えなさ」を証拠だてる例に、長嶋と張本の清原評のちがいがあ
る。長嶋は「上半身は完璧、ただ、下半身の使い方が疑問」というが、張本は
「下半身は完璧」と、まったく反対の意見となる。


とはいっても、私の記憶の中にある榎本、中西、張本らの一年目にくらべてみ
ると、清原の場合、実はもうひとつピンとこないところがある。彼らには、はっ
きりと未熟さが見える一方で、未知数の粗けずりな魅力があった。清原の場合、
未熟さを感じるのだが、その未熟さがはっきりと目には見えてこない。


334 :代打名無し@実況は実況板で
気にかかることをもうひとつ。彼の器用さである。外角球をチョンと右へ打つ。
私は、ホームランの量産は意外に少ないのではないか、とみる。器用さに流れ
てしまうことは弱点に通じるといっていい。不器用族と起用族、どちらが強い
のか結論ははっきりしている。「オレは不器用だ」という自覚が「どうすれば
いいか?」という質の向上につながっていく。私の出会った一流選手の多くは
不器用族だった。あの金田は、はじめはストライクを満足に投げられなかった。
王については二十二年間の三振の多さ、千三百十九個という記録を指摘すれば
足りる。


清原の遅れているところは、スイングのスピードだ。いまのスイングでは速い
球についていけない。内角球に苦しむ、となると一流の打者の資格がないこと
になる。救いは、清原の体がまだ少年のそれであることだ。スイングのスピー
ドは、下半身の強化と、ムダな力を抜くことで改善できる。スピードの根源は、
下半身からの瞬発力にある。三、四年たったあとの清原が楽しみだ。この一年
目、清原はそこそこに打つだろう。合格点である打率二割五分にはたぶん達す
ると思う。いまのパ・リーグにはほんとうに速いピッチャーはいない。清原の
いまのスピードでも、とりあえずついていける。これは強運のひとつともいえ
ようが、将来の大成を考えれば、危険な落とし穴と紙一重でもある


週刊朝日プロ野球野村克也の目』(1986年4月4日号)


335 :代打名無し@実況は実況板で
ペナントレース前半戦。清原は弱点をさらけだした。内角球をバットの根っこ
で打たされていた。私の見誤りの原因は、強打者になる条件としては致命傷で
ある、この弱点へのこだわりであった。内角球を打つには最高のテクニックが
いる。これを会得するには、どんなに順応力を備えている選手でも最低一年、
ふつうは二年かかるのだ。だが、彼の進歩は私の目のはるか先にいってしまっ
たようだ。


清原の成績を支えているのは「修正」の能力だ。シーズン前半は手も足も出な
かった内角の厳しい球を、脇をしめたおっつけでこなし、最近はいい当たりのファ
ウルにする。まだフェアにする力には乏しいが、投手をおどかすには十分だ。
ホームランを打てる甘い外角球を投げてもらえるのはこのためだ。


336 :代打名無し@実況は実況板で
清原は久々の、そして全く新しいタイプの傑出した十九歳の野手だろう。シー
ズン後半の活躍を予測できなかった不明を認めていい。だが、私の本当の気分
は、ここまでみてきた彼の”進歩”が面白くない。長い目でみれば、逆に災い
になる不安すら感じる。かつて強打者と呼ばれた選手たちはデビュー時、いず
れも内角に強く、下半身がうまく使え、腕の操作が巧みだった。必然的に「引っ
ぱる」打者だった。清原は流すことで成績をあげている。外角に強いのはリー
チの長い打者特有のものとはいえ、流し打ちはしょせん労力が少なくてすむ打
法である。バースや落合の活躍を見習い、「とぶボールの時代だから、僕は楽
な右打ちでいや」と悟ってしまっているのならこわいことだ。未熟-基本- 応
用の階段を着実にのぼらず、未熟からすぐ応用へ走ってしまったツケはやがて
払わされると思う。体をひらいて外角球を見逃す。苦手のところを空振りして
みせる。スタンスを変えてみせる。こんな投手との駆け引きは、天性の限界が
みえた後、プラスアルファを出すためのものだ。清原の今は、天性・素質の限
界をためす時期である。未熟時代は「ためし」、基本会得期は「おぼえ」、応
用期は「みつける」ことに専念するのが常道である。投球への読みでは第一人
者の山本浩二も大卒で入団後、しばらくは荒々しく素質の限界をためしていた。
王が一本足打法に変えたのは、二本足で残せる数字の上限を思い知ったからで
ある。清原は克明に対戦相手のデータをとっているという。これは応用期の作
業だ。「未熟」から「基本」へ階段をのぼりかけた彼に、いまはかえって邪魔
になる。


週刊朝日プロ野球野村克也の目』(1986年9月26日号)

写真wwwww
イチローは面白すぎるww
確かにカッコ良いんだけどww


そして今年も戦力外&引退の季節

【巨人】投手 姜建銘野口茂樹、加登脇卓真▽外野手 梅田浩
【横浜】投手 染田賢作土肥義弘入来祐作、橋本太郎▽外野手 河野友軌、小関竜也西崎伸洋
楽天】投手 佐藤宏志戸部浩小倉恒▽捕手 木村考壱朗内野手 吉岡雄二沖原佳典
▽外野手 森谷昭仁鷹野史寿高波文一
日本ハム
■投手  歌藤達夫中村泰広金澤健人、 内山雄介
■捕手 小山桂司、 駒居鉄平
ロッテ
浅間敬太三島輝史木興拓哉末永仁志、田中良、柳田将利
西武
種田仁内野手貝塚政秀外野手、東和政投手、西川純司投手
ヤクルト
河端龍

姜は一年だけだったな。野口は全盛期短かった。
またもや横浜無駄自由枠となった染田。土肥はもう駄目なのか。
高波は今年結構試合に出てたような。森谷は仕方が無いな。奴はやるスポーツを間違えた。
北海道の鉄平も戦力外。ハムの投手戦力外は割と豪華に見えるが。
ロッテはねーよ!!最近は若手をバッサリ切りすぎる。
浅間とか田中良とかに見切りをつけるのはわかるが
柳田はこの前打者転向したばかりだぞ。
3年前のドラ1をあっさり切るなぁ。育成枠で置いておくのかもしれんが。
河端はもう無理なのか。もっと活躍すると思ってた。まだ31なのに。
戸部選手のブログとコメントが酷すぎる・・・。

広 島010020000―3
ヤクル00191200×―13
▽勝 館山23試合11勝3敗
▽敗 斉藤6試合3勝1敗
本塁打 青木14号(1)(斉藤)川本2号(2)(青木高)

 ●…ヤクルトが15安打、13得点で大勝した。同点の四回、押し出し四球の後、田中、川本の連続適時打など打者14人を送る猛攻で9点を奪った。広島は3連敗で5割を切った。先発の斉藤は四回途中5失点で初黒星を喫した。

サイトー君のメッキはいつかは剥がれる予定だった。
6試合は良くもったと思う。ここまでの快進撃は若手先発陣のおかげ。
来年のサイトー君に期待だ。
まだCSを諦めるには早い。中日の残りゲームを考えると、全勝縛りだが。
明日負けたときは流石に終戦を認めよう。
しかしm大事なゲームは大体大竹先発だなぁ。