今日のプロ野球

合同自主トレも始まって
スポニュー巡りが楽しい時期に突入。

広島は13日、広島市内の球団事務所でスカウト会議を行い、194人をリストアップ。1位候補に花巻東のMAX149キロ左腕・菊池雄星投手(17)を挙げた。松田オーナーは「当然ほしい選手。ウチは左投手の補強が最優先するべき部分」と説明。また、2010年ドラフトの目玉、早大斎藤佑樹投手(20)について、同オーナーは「ウチは獲りにいかない」とした。

だと思ったよ・・・Wユウキの夢が・・・。
ハンカチスルーするなら大石か加賀美あたりは絶対獲ってくれよ。
しかし菊地は大人気だなぁ。左腕だからか。
でも菊地も藤原も1位じゃなきゃ獲れなくね?

虎将、仰天!! 腰抜かしたァ!? 阪神の新人合同自主トレが13日、鳴尾浜でスタート。真弓明信監督(55)が初めてナマで見たD1位・蕭一傑投手(22)=奈良産大=を「言うことナシ」と絶賛。3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の台湾代表候補に選ばれている若き右腕と心中−。衝撃シーンの連続に指揮官がハラを固めた。
これはスゴイ! 予感が確信に変わるのに、時間は必要なかった。大きな目を見開き、心酔した強じんなボディーが躍動するさまに食い入った。真弓監督が初めて目にする蕭の動きに驚き、そして胸を躍らせた。

 「いいねぇ。キャッチボール、遠投を見ていると球の回転がいいし、伸びもいい。体の使い方もいいと思った。今のところ、言うことナシだね」

 蕭撃シーン? の連続をバックネット下の控室で目に焼き付けた。アップでは90キロ近い体重を感じさせない軽やかなダッシュ。「体が軽いな」と感心した。しかし、これはまだ序の口だった。

 我慢できずに立ち上がったのは、続くキャッチボールだ。D4位の西村(九州産大)を相手に、軽々と腕を振ってキレのいいボールを投げ込む。同期が思わずグラブを取って顔をしかめるスゴさに指揮官は思わず久保投手コーチと顔を見合わせて笑った。

 「初日なので、そこまできつくなかった。(監督とは)あいさつしただけですが、野球をやり始めると、見られていることは気にならなかった」

 指揮官の興奮を知ってか知らずか、ドラ1右腕はケロリとした表情で、プロ初日を振り返った。

 「リリースのときがまだバラバラだった。ちょっと力が入りました」

 悩殺したキャッチボールにも、なんと反省の言葉。100%となれば、先発陣強化&世代交代を一気に成し遂げるはずだ。
ビックリしたのは、指揮官だけではない。「安藤に似ているな。制球がよさそう」。平田二軍監督が今季の開幕投手候補の名を挙げれば、久保コーチは「(ブルペンも)できるようなら入ればいい」と言葉を続けた。

 「(練習を)休んでいないということもあると思うけど、『投げたい』というならば、止める必要もないと思うよ」

 真弓監督もWBCの台湾代表候補にも選ばれて、早めの調整を熱望する右腕に異例の『ブルペン解禁』を許可。順調ならば同期より1クール早い、20日からの第3クールでベールを脱ぐ予定だ。

 「安芸では独自メニュー? そうだね。(台湾代表豪州キャンプから)帰国して、何日か見るチャンスがある。楽しみにしていますよ」

 21日に帰国して、安芸キャンプに再合流する予定。紅白戦での再会が待ち遠しい。この男となら心中できる。『蕭一傑』の3文字が真弓監督の脳裏に色濃く焼き付いた。

腰抜かしたァ!?ww
毎年恒例の新人絶賛記事に満足ww


これまた恒例の魔球シリーズ

西武ドラフト6位の宮田(甲賀健康医療専門学校)が両投げを披露した。埼玉・所沢の西武第2球場で行われた新人合同自主トレでは本来の左腕でキャッチボール。練習終了後には右投げ用のグラブを取り出し、右腕でも約30メートルの距離を投げた。「専門学校の時に腰を痛めてからバランスを考えてやるようになった。50メートルくらいまでなら投げられます。実戦で?投げられたら便利ですね」と苦笑い。“忍びの里”からプロ入りした左腕はMAX144キロの直球と手裏剣のように鋭いスライダーが武器。両投げとなれば話題性も抜群なだけに渡辺監督は「忍法だよ。彼は忍者だからね」と興奮気味だった。

彼にはかなり期待してます。

ヤクルトの石川雅規投手(28)が13日、相模原市青学大で合同自主トレを公開。修得中の新球種を『カツオカーブ』と命名した。

 「緩いカーブは簡単そうに見えて一番難しい。完成したら『カツオカーブ』って呼んでもらいたいですね」。キャッチボールでもカーブを多投した石川が笑顔を見せた。

 国民的アニメ「サザエさん」の弟に似ていることから、カツオのニックネームで呼ばれる石川。緩急をつけるため修得中の変化球が、魚のカツオが海を泳ぐ速度と同じ90キロ前後となることからも命名した。

 11日から母校で行っている自主トレでは、タイヤをひいてインターバル走を行うなど、こちらは“スポ根漫画並み”に5時間ぶっ通しで汗を流している。

 「開幕戦(4月3日の阪神戦)に投げられる準備をしたい」と石川。昨季の最優秀防御率男が、『カツオカーブ』を引っ提げて4度目の開幕投手を狙う。

最近カーブ投げる投手減ったよね。

WBC公式球でツーシーム習得に乗り出した杉内に、実はもう1つの「魔球」がある。杉内と個人契約する河村トレーナーはブルペンで「バルプンテボール」と呼んでいた。バルプンテとはゲームソフト「ドラゴンクエスト」に出てくる何が起こるか謎の呪文(じゅもん)こと。ぶっちゃけ、ナックルボールなのだが、その軌道は本当に予測不能だ。しかも使えそうなのだ。
 13日に公開した薩摩川内市内での自主トレでは変化のかかりやすいWBC公式球でフォーシーム、ツーシームでいろいろな球を試した。表面が滑りやすいという特性を苦にせず、シュートはかなりの曲がりをみせ、阪神岩田も「あれは左打者怖いですよ」と驚いていた。ブルベン投球で捕手を務めた河村トレーナーが「受けるのが怖い」というほど変化球がキレた。特にナックルは捕球できなかった。不規則にブレる球は構えたミットのわきを通過した。杉内が「遊び感覚ですよ」と話すようにフォーム自体は緩やか。ただ打者に球種が分かったとしても打てそうにない。ここ数年続ける「遊び」とは言え、感覚は高まっているはず。ぜひ実戦で見てみたい。どうですか、杉内投手? 
 もちろん今年初ブルペンで見せたこの余裕こそ、調整が順調な証拠。「すぐ試合に入っていけるという実感。ほぼ完ぺきと思う。今は不安がないし、体に力強さを感じる」とコメントも力強い。3年連続2ケタ勝利へ、こちらは予測がつきそうだ。

杉内はホント良い投手になった。