今日のプロ野球

広島のドラフト3位・小松剛投手(22)=法大=が12日、フリー打撃に初登板した。嶋と天谷を相手に34球を投げ、ヒット性の打球は4本。視察した巨人と中日のスコアラー陣が「即戦力」と警戒を強めた。マーティー・ブラウン監督(46)もローテ入り前進を示唆。チームはこの日、沖縄1次キャンプを打ち上げた。13日に宮崎・日南へ移動、14日から同地で2次キャンプを開始する。


 快晴の沖縄市野球場でルーキー小松がひときわ光る投球を披露した。初のフリー打撃登板。伸びのある直球を先輩相手に臆することなくビシビシ投げ込んだ。34球で、安打性はわずかに4本。プロの打者との初めての対戦とは思えないほど落ち着き、嶋、天谷の主力級に対峙(たいじ)した。

 「低めを意識して投げることができてよかった。特に緊張はなかったです。楽しんで投げることができました」。淡々と振り返った小松だが、天谷には大胆に内角を突き何度も詰まらせた。

 フリー打撃という意識ではなく、頭の中で打者走者やカウントを想定し、課題を持って投げた。考えながらの1球1球。その上でのキレだけに、価値があった。34球中、ストライクは24球。制球面も問題はなかった。

 前評判を上回る内容に偵察陣も驚きの声を上げた。この時期、スコアラーは多少の社交辞令は言うものだが、小松の印象を語る表情を見る限りでも掛け値なしの本音だ。

 巨人・樽見スコアラーが「即戦力でしょう。球の勢いだけじゃなく、まとまりがある」とうなれば、中日・善村スコアラーも「お世辞ではなく、即戦力でしょう。直球のキレといい、今日のコントロールなら(先発)4本のうちに入るのでは」と警戒レベルを上げた。

 中継ぎとしても期待の高い小松だが、ブラウン監督は今後、先発ローテで競わせる方針を固めた。「私が感心したのは制球力のよさです。今の段階では先発として調整してもらう。先発枠争いも長谷川、青木高、大島と同等の位置にいる」。

 そういう周囲の評価をよそに、小松自身は厳しく自己採点を下した。「まだまだ60点ぐらいですよ。現時点で自信を持ってはダメ」。目標として公言する新人王奪取に向けて、あくまでも掲げる理想は高いところに置く。

 沖縄1次キャンプをまさしく順風満帆に打ち上げた。「気を使うこともありますけど、今は毎日が楽しい」と振り返る。宿舎ではモットーである「ポジティブ」と書き込んだボールを触り、リラックスするのが小松の日課。ここからは紅白戦、オープン戦で結果を出し、開幕1軍を勝ち取る。

警戒レベルを上げたww
また新しい褒め殺しww
小松は使えるのかな?wktkしてきた。

この記事の見出しはおかしいだろww