今日のスタック解決

名探偵は最終局に謎を解く (創元推理文庫)

名探偵は最終局に謎を解く (創元推理文庫)


デパートの幽霊屋敷で発見された首吊り死体。だが、警察が駆けつけると肝心の死体は消え失せていた。事件に関連して指物職人の圭次郎が取り調べを受けたのを皮切りに、圭次郎の親方が入院し、その病院で火事が起き、ロビーに掛けてあった時計が盗まれ、かわりに稲穂が残されていて…と、不可解な事件が相次ぐ。江戸の稲田小僧が現代に復活したのか?!名探偵シリーズ第三弾。

う〜ん。微妙な出来。
結局シリーズ4弾は出なかったのか。

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)


月刊社内報の編集長に抜擢され、若竹七海の不完全燃焼ぎみなOL生活はどこへやら。慣れぬカメラ片手に創刊準備も怠りなく。そこへ「小説を載せろ」とのお達し。プロを頼む予算とてなく社内調達ままならず、大学時代の先輩に泣きついたところ、匿名作家を紹介される。かくして掲載された十二の物語が謎を呼ぶ、贅を凝らしたデビュー作。

凝りに凝ってるな。
これは凄い。

臨床真理 (このミス大賞受賞作)

臨床真理 (このミス大賞受賞作)


臨床心理士の佐久間美帆は、勤務先の医療機関で藤木司という二十歳の青年を担当することになる。司は、同じ福祉施設で暮らしていた少女の自殺を受け入れることができず、美帆に心を開こうとしなかった。それでも根気強く向き合おうとする美帆に、司はある告白をする。少女の死は他殺だと言うのだ。その根拠は、彼が持っている特殊な能力によるらしい。美帆はその主張を信じることが出来なかったが、司の治療のためにも、調査をしてみようと決意する。美帆は、かつての同級生で現在は警察官である栗原久志の協力をえて、福祉施設で何が起こっていたのかを探り始める。しかし、調査が進むにつれ、おぞましい出来事が明らかになる。『このミステリーがすごい!』大賞2009年第7回大賞受賞作。

『このミス』らしいエンターテインメントだと思う。
行き当たりばったりの展開も
行動力ありすぎる主人公のおかげで
まぁいいか、って気分になる。
選評通り後半の出来はイマイチだなぁ。


とりあえず出版された3作品は読了。
『毒殺魔の教室』が一番好み。


総スタック数   95冊

2009年度解決数  100冊