- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/15
- メディア: 単行本
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死んだ女のことを教えてくれないか―。無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実…。人は何のために生きるのか。この世に不思議なことなど何もない。ただ一つあるとすれば、それは―。
人間の暗黒面を何度も繰り返しねっとり描写しているので
そういうの駄目な人には向かない。
犯人も読み始めてすぐ解ってしまうし。でもただの嫌な話で終わらない凄さがある。
何が異常なのか。
京極夏彦を読んでて良かったなぁと思える作品。
総スタック数 128冊→127冊
2010年度解決数 146冊→147冊