今日のスタック解決

花物語 (講談社BOX)

花物語 (講談社BOX)


“薬になれなきゃ毒になれ。でなきゃあんたはただの水だ”
阿良々木暦(あららぎこよみ)の卒業後、高校三年生に進級した神原駿河(かんばるするが)。直江津(なおえつ)高校にひとり残された彼女の耳に届いたのは、“願いを必ず叶えてくれる『悪魔様』”の噂だった……。
<物語>は、少しずつ深みへと堕ちていく――
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
君を知り、解きはなつための物語。

期待の神原回は
いつもの化物シリーズとは違うノリ。
久し振りに西尾維新らしい小説を読んだ気がする。
普通に青春物語として評価したい。



カイルたちは古代魔法王国の時代から続く秘祭の調査に向かう。その村には未調査の遺跡もあり、研究者魂をくすぐられたカイルは、王国復活の野望(=子作り)に燃えるネーフェの天然ぼけアプローチをかわしつつ、調査にはげむ。そんなふたりの前に、超越遺物を持った妖艶な少女ミオが現れた。なぜか彼女もカイルに興味を持ったらしく、親しげに急接近してきて―!?ライバル登場、三角関係勃発。半熟王女に勝機はあるのか!?―。

この可もなく不可もなく感が実にスニーカーだな。

ジャッジメント/Q (講談社BOX)

ジャッジメント/Q (講談社BOX)


AIの相棒と晒し首連続殺人の謎に挑む! 第3回講談社BOX新人賞受賞作「ファイナリスト/M」待望の続編登場!「晒し首連続殺人事件」に巻き込まれた僕は進化した人工知能の相棒とともに謎に挑む!

ファイナリスト/Mから2年。
待ちに待った2作目は期待通り・・・いや期待以上の出来。
テーマ・構成・テンポ、どれも素晴らしい。
やはり流水御大の後を継ぐのは天原氏しかいない。
講談社BOXを牽引できるレベルの力量があるんだけどなぁ・・・。
次も1年以上待つんだろうな。


総スタック数  144冊→149冊

2011年度解決数 105冊→108冊