- 作者: 柴村仁,六七質
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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大晦日までの僅かな期間にだけ立つ「細蟹の市」。そこで手に入らないものはないという。ある者は薬を。ある者は行方不明の少女を。ある者はこの世ならぬ色を求めて、細蟹の市へと迷い込む。異形の者たちが跋扈する市で、市守りのサザが助けたのは記憶を喪った身元不明の少年・カンナだった。呪われた双子の少女は唄う。「ああ、不吉だ、不吉だ」「おまえがもたらす流れ、その循環は、混沌を呼ぶわ」…気鋭の叙情作家が紡ぐ妖しく美しい恋と謎。
柴村仁とは中々良い所を引っ張ってきたな。
はじめは恒川光太郎の『夜市』っぽいなぁと思ったけど
中盤以降はかなり良かった。
こっちも装丁頑張ってるな。銀の箱なんて(ry
総スタック数 116冊→115冊
2011年度解決数 429冊→430冊