Good Grief

http://www.nitroplus.co.jp/news/2017/01/170120_7827.php

Thunderbolt Fantasyスピンオフ小説
江波光則と手代木正太郎とか俺得すぎる。
江波は鎧武のガイドブックで小説書いてたし
手代木は楽園追放の小説繋がりか。



エピローグ素晴らしい。
終わってしまった喪失感が・・・・・・。
読み返すたびに発見のある凄い漫画だった。
第24回受賞というのに意味があるのか。北山猛邦好きなんかな?


石黒正数による全話解説が目玉。
一年以上前の話の1コマと繋がりがあったり
良くこんなパズルみたいな漫画続けられたなと。
時系列シャッフルの強みで
好きな話を最終話にして良いけど
一応トゥルーエンドがある、という話が面白かった。

単行本未収録話や時系列年表等豪華で大満足。


86―エイティシックス― (電撃文庫)

86―エイティシックス― (電撃文庫)

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器“レギオン”による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。そう―表向きは。本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。“存在しない“第86区””。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜“有人の無人機”として戦い続けていた―。死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遙か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官”となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる―!第23回電撃小説大賞“大賞”の栄冠に輝いた傑作、堂々発進!

色々な要素を詰め込んだ割には
まとまりがあって、文章も構成も悪くない。
でも魅力を感じないのは
戦闘シーンがイマイチな所と
ラストの蛇足っぷりか。
ディストピア物は救いがありすぎるとしらける。
技術描写もキャラ描写も薄いので
SFにもラノベにも振り切れてないかな。
ここ数年の電撃の大賞受賞作は出来の良さというか
品格が求められていると思うので
レーベルの意向に沿ったという意味では文句無い大賞。

暗極の星に道を問え (電撃文庫)

暗極の星に道を問え (電撃文庫)

人々の期待を背負って、強大なる魔王を討ち果たした少年トウカは、勇者として華々しく国に凱旋した。しかし、彼に報いるべき王家は非情にも裏切り、少年の命を奪い取ってしまう。この日、ひとりの勇者が死んだ。宇宙に漂う巨大な竜骸で形成された惑星。そこに生まれ、数奇なる運命に導かれる、かつて勇者と呼ばれた少年の物語。復讐の刃とともに厳しく荒れ果てた地を彷徨う彼の行く手に、希望という名の光明は差すのだろうか?いま、禁断の叙事詩が紐解かれる―。

中々酷い目にあう主人公。
毎回恋愛要素関連の会話がイマイチ。
尖り方が中途半端なんだよなぁ。


スタック数  121冊→119冊

2017年度解決数 46冊→48冊