- 魔術士オーフェンはぐれ旅 聖域編 11話
100回以上読んだ最終巻。何回見ても最高のラスト。
超人は世界を救わない。秋田作品共通のルール。
正直細部が違いすぎててがっかりではあるけど
アニメとしての出来はイマイチでも、最高の原作を振り返れて良かった。
後1話でキエサルヒマの終端もやるのか。
ーー鏡よ鏡。あの月にふさわしい女は、誰?
「昔むかし、あるところに、暗雲姫と呼ばれる美しいお姫さまがいましたーー」
穏やかな9月が終わり、10月。
藤志高祭の準備は佳境を迎えている。俺たちのクラスの出し物は、オリジナル演劇『白雪姫と暗雲姫と優柔不断な王子さま』。白雪姫は夕湖で……あとはわかるな?
なずなの意図を感じつつ、俺たちは映し鏡のような物語を演じていく。はふう、と。真夜中みたいな吐息を漏らして、暗雲姫が口を開いた。
「鏡よ鏡。ーーこの世でいちばん美しいのは、誰?」
朱々しい毒りんごを胸に潜ませて。七瀬悠月の舞台が、幕を開けるーー。
1巻目くらい鼻に付く臭さがあったので
個人的には微妙な巻だった。
スタック数 104冊→103冊
2023年度解決数 51冊→52冊