今日のプロ野球

プロ野球の実行委員会が4日に都内で開かれ、来季からセ、パ両リーグが同一形式で実施するポストシーズンゲーム(PSG)の概略が決まった。レギュラーシーズンは交流戦を24試合、同一リーグ内で120試合の計144試合とすることで合意。レギュラーシーズンの1位をリーグ優勝とし、上位3チームによるPSGで各リーグの日本シリーズ進出球団を争う。
 現行の日本シリーズは今季が最後。両リーグのレギュラーシーズン試合数は4年ぶりに同数となる。
 PSGはパの現行プレーオフと同様に、レギュラーシーズン2位と3位が3試合(2戦先勝)の第1ステージを、その勝者が1位と5試合(3戦先勝)の第2ステージを行う。今回の方式は当面、2年間の暫定措置。PSGの正式名称や、アドバンテージをどうするかなど、詳細は事業委員会で検討していく。
 来季の開幕はパが3月24日、セは同30日か31日のいずれかとなる予定。このため、PSGもパが先に始まり、セと実施日をずらす方向で調整する。日本シリーズの第1戦は10月27日にパの本拠地で開催される。