今日のスタック解決

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙


第4回『このミス』大賞受賞作、25万部突破のベストセラー『チーム・バチスタの栄光』に続くメディカル・エンターテインメント第2弾!
バチスタ・スキャンダルから9ヵ月後、愚痴外来田口&ロジカル・モンスター白鳥コンビが帰ってきた!


東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌―網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく…。

やはり文章センスがある。読ませるね。
うーんエンターテインメント。その分ミステリとしてはちょっと…。
特に歌の部分とかヤバイね・・・。
それでも安定して面白いと思います。
来月には2ヶ月連続刊行で『螺鈿迷宮』が発売。
楽しみだけど、本業の医者の方は大丈夫なのか?


夏の息吹が満ち始める山間の学園の奥の奥。高い塔の上も、濃い緑に覆われていた。さらに、その一角には、極彩色の宝石のような、甘いお菓子が絨毯のように敷き詰められ―中心に黄金色の姫・ヴィクトリカは静かに座っていた。時が刻む歯車の音に、静かに耳を傾けながら。甘いお菓子を頬張りながら、残酷なる人の歴史を―混沌を彼女の“知恵の泉”が弄ぶ。それが、彼女に課せられた命だった…。聖マルグリット学園に存在するもうひとつの塔―時計塔で起きた密室殺人。それを追う久城一弥とヴィクトリカ。それは、かつてソヴュールに君臨した謎の錬金術師・リヴァイアサンと関係しているらしいのだが!?アブリルと久城、そしてヴィクトリカ。それぞれの想いが交錯し、徐々に学園に隠された謎が明らかになる…。歴史の裏に受け継がれる血塗られた運命とは?ゴシック・ミステリー第四弾。

あれれ?突然面白くなってきたぞ。
中世ヨーロッパ臭がして良いですね。