今日のプロ野球

広島は1日、大学・社会人ドラフトで3巡目指名したトヨタ自動車上野弘文投手(25)=176センチ、83キロ、右投げ右打ち=と仮契約した。契約金8000万円、年俸1500万円。これで今年のドラフトで指名した全7選手との仮契約を終えた。(五反田康彦)

 苑田聡彦スカウト部長と田村恵スカウトが愛知県豊田市トヨタスポーツセンターに出向き、上野と山中繁監督を交えて、1時間交渉した。上野は「幼いころから夢だったプロ。息の長い投手になって、首脳陣の信頼を得る投手になりたい」と笑顔で抱負を語った。

無事入団。

ロッテが、ソフトバンク自由契約となった定岡卓摩内野手(20)を獲得することが30日、分かった。近日中にも正式発表される。定岡は長打力が自慢の大砲候補。トライアウトを受けるなど現役続行に意欲を見せていた。

 定岡の父は元ダイエー2軍監督の定岡智秋氏。叔父に野球解説者の定岡正二氏(元巨人)を持つなど、野球一家に育った。今オフに高卒2年目ながらソフトバンクを解雇されたが、11月6日に合同トライアウト(フルスタ宮城)に参加。潜在能力を高く評価したロッテが、調査を続けてきた。

台北1日時事】ロッテは1日、当地で、台湾プロ野球ラニューの左腕、呉偲佑投手(24)=181センチ、85キロ=の入団を発表した。2年契約で、契約金4000万円、年俸3000万円。背番号は「46」。呉は「高く評価してくれたことに感謝している。皆さんの期待に背かないよう全力で頑張りたい」と抱負を語った。
 呉は今季17勝3敗1セーブをマークし、最多勝を獲得。アジアシリーズの韓国戦でも先発した。同席したバレンタイン監督は、「左腕は貴重。スピードがあり、多様な変化球も持っている。若い彼に多くの機会を与えたい」と語った。
 会見にはラニューのオーナー、監督も同席。両球団は選手交流などを進める業務提携に署名した。金額は推定。 

プロ野球オールスターゲームの冠スポンサーだった三洋電機が1日、契約の打ち切りを発表した。1988年から今年まで19年間、協賛してきた。
 コミッショナー事務局の長谷川一雄事務局長は「オールスターといえばサンヨーというほどに定着していた。しかしここ数年は、経営が大変だとうかがっていた」と理解を示した。今後については「日本プロ野球のイメージに賛同していただける会社にお願いしたい」と話していた。
 3年ごとに更新していた契約の関係上、日本野球機構はあと1年、協賛金を広告代理店から保証されているという。 

来年からはサンヨーオールスターじゃないのか。