今日のスタック解決

乙一のGOTH新作とか全然購入意欲が涌かない。
ストーリー募集の件といい、どうしてこうなっちゃったのかなぁ・・・。

ぴにおん! (MF文庫J)

ぴにおん! (MF文庫J)


俺の名前は佐々木与四郎。何の変哲もない高校生だ。……すまん、何の変哲もないというのは嘘だ。実は超能力が使える。その力を使って、俺は日夜仲間たちと共に悪の組織との戦いを繰り広げている。……やっぱり嘘だ。超能力が使えたからって良いことなんか何も起きないし、楽しくない。……そう思っていたんだけれど――「木元二葉です。佐々木与四郎と3年後に結婚します」高校の入学式の日、自己紹介でこんな爆弾発言をしたヤツがいた! それからというもの可愛い女の子たちに次々に求婚されて――いったいなにが起きてるんだ!? 第4回MF文庫Jライトノベル新人賞<佳作>受賞、独特のテンポで送る新感覚超能力コメディ、スタート!

くどい。兎に角くどい。
主人公の語りがくどいのは別に良いんだが
展開までもがくどすぐる。
もうちょっとマイルドにして欲しかった。

儚い羊たちの祝宴

儚い羊たちの祝宴


ミステリの醍醐味と言えば、終盤のどんでん返し。中でも、「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」と呼ばれる、ラストで鮮やかに真相を引っ繰り返す技は、短編の華であり至難の業でもある。本書は、その更に上をいく、「ラスト一行の衝撃」に徹底的に拘った連作集。古今東西、短編集は数あれど、収録作すべてがラスト一行で落ちるミステリは本書だけ!

ラスト一行の下りは正直過大広告だけど

『身内に不幸がありまして』
『北の館の罪人』
『山荘秘聞』
『玉野五十鈴の誉れ』
『儚い羊たちの晩餐』
どの短編も素晴らしい出来だった。
ほどよい黒さ。米澤氏が書く悪意は良い。
連作短編である意味が殆ど無かったのがちょっと不満かな。


総スタック数  92冊

2008年度解決数 265冊