今日のプロ野球

オリックス近藤一樹投手(26)が、珍騒動に巻き込まれた。19日、神戸市内のホテルで岸田、大引とトークショーに参加した右腕は、イベント終了後に「実は僕、家出人と間違われたんです」と5日前に起こった“事件”を明かした。

 08年10勝、今季9勝と2年連続で先発ローテを守った近藤は、無類の風水好き。今回の騒動のきっかけも、風水師による助言にあった。「1年間の疲れを取るため、いい方角で10時間歩いておいでと言われたんで…」。幸運の方角が西ということで、14日に岡山県内の山間部にあるパワースポットへ向かった。

 朝8時にジャージー姿でスタート。一人きりで自分自身を見つめ直しながら歩き続けた。だが長時間の歩行がたたり、日没の頃には足に痛みが。それでも足を引きずり歩き続けていたところ、目の前に現れたのは鋭い目つきの警察官だった。

 確かに、何もない田舎道を身長183センチ、体重80キロの大男が足を引きずりながら歩いている姿は怪しい。家出人と疑われて受けた職務質問。右腕は「怪しい者ではないですよ。僕は26歳です」と必死に説明したが、警官は「最近は26歳でも家出するんだよ」と聞く耳持たず。結局、名前や住所を聞かれ、家出人の捜索願が出ていないか確認作業のため、約30分間足止めを食らった。

 疑いが晴れ、プロ野球選手だということを明かすと、警官は苦笑いで謝罪したという。「歩いているだけで警察に止められたのは初めてです」と近藤。果たして、肝心の風水パワーは得られたのだろうか。

これはしゃーない。ジャージは怪しいよww