広 島００００１０３００―４
ヤクル０００００００００―０
▽勝 前田健３試合２勝１敗
▽Ｓ シュルツ４試合１敗２Ｓ
▽敗 石川３試合３敗
▽打っても２安打２得点
●…広島は前田健の投打にわたる活躍で初の３連戦勝ち越し。前田健は８回無失点で２勝目。打撃でも２安打２得点。打線は五回に梵の犠飛で先制。七回は東出と栗原の適時打で３点を追加。ヤクルトは今季初の零敗で、石川は３連敗。
「全試合で投げてくれー」。試合後、前田健を包むファンの歓声に、こんな声が紛れ込んだのも無理はない。チーム３勝のうち２勝目となる８回無失点。１８２センチ、７３キロの細身の体が、くじけそうな広島をたくましく支えている。
前夜は投手陣が炎上。「何とか先制点を取られないように」心掛けた。一回は走者を出しながら青木、デントナを連続三振。六回は２死一、二塁でガイエルに直球勝負を挑み、右飛。ピンチで中軸を抑え込む気持ちの強さが、勝ちを呼ぶ。「相手はエース。投げ勝ったのは大きい」
攻撃をも支えた。五回は左翼線二塁打、七回は左前打で出塁。ともに全力疾走し、ホームにかえってきた。「打席に立てば９番目の打者。どんどん打つ」。チームで今、最もバットが振れている男は笑う。
球数が１１５となった八回終了後、首脳陣に自ら降板を申し出た。疲れはなかったが、プロ３度目の完封の挑戦権を手放した。「今日が最後ではない。シーズンはまだ続くから」。自分の登板日は負けられない。支える自覚が十分にある。
やっぱりマエケンはすごい。プロ野球って一人で勝てるんだな。そんな感じ。
10打数5安打、得点圏打率.800
カープ最強の打者を登板日ににしか使えないのが辛い。
センスの塊だから野手転向したら素晴らしいショートになれると思う。マエケン分裂しねーかな？
今後も中五日フル回転で使われる模様。大丈夫かなぁ？
明日からの横浜戦(お互い裏ローテ)が楽しみだ。
