今日のプロ野球

ヤクル510000100―7
広 島000200000―2

▽勝 由規18試合9勝6敗
▽敗 スタルツ17試合4勝9敗
本塁打 宮本2号(3)(スタルツ)

 ●…ヤクルトが快勝し由規が8回を7安打2失点で自身4連勝の9勝目。打線が一回畠山の2点適時打などで5点を奪い、主導権を握った。広島は先発のスタルツが6失点の乱調。今季最多の借金24になった。

最近初回で試合が決まる事多いな。

オリックスの岡田監督が18日、炎天下のスカイマークSで試合前の打撃練習にフル参加。11試合ノー・アーチのT−岡田のスイングに熱視線を投げかけ、カラバイヨに独特の「アレ」を連発して直接指導とノリノリだったが、ナインは指揮官の熱気を浴び過ぎ、ゲームでしおれてしまった。
岡田監督の「アレ」は、これまでオリックス内では順位を指す代名詞だった。優勝とか順位を口にすると選手が過剰な反応を示しがち、との阪神の監督時代の経験を踏まえての配慮と思われていた。

 ところが、その代名詞は万能語なのだ。阪神時代をよく知る関係者はこう明かした。

 「選手の失態などは担当コーチを呼んで“××にはアレさせろ”とか注意を与えていたが、岡田語に慣れていない者は“アレってなんですか”と聞き返せず戸惑っていた」

 阪神時代も監督−コーチの関係だった正田打撃コーチが苦労? のほどを振り返った。

 「当初“あの場面はアレやんか。しっかりしろ”と指摘されても、はてどの局面かと。監督自身も頭の中の回転速度と単語が結びつかない感じかな。まあ慣れてくれば…」

 7月中旬にBCリーグ・群馬から入団したカラバイヨも指揮官の餌食になりかけた。

 「“ここがこうなっているからアレよ”と監督は欠点を指摘していたようだけど、通訳がアレをどう英語にしていいのか困惑していたようだ」とは見学していた球団関係者。

 そこで通訳の通訳、正田コーチが意訳し解決の運びに。

 「右の軸足が折れる欠点などを指導してもらった」とカラバイヨは新入らしく従順そのもの。

 肝心の試合では、熱い視線を送ったT−岡田は空砲に終わりカラバイヨもノーヒット。

 「考えられんミスもあったけど(投手も)1、2点で防がないと。打つ方も全然(ダメ)やった」と試合後はあきれ顔の岡田監督。

 選手が思い通りに動かなければ「アレ」も遠のくばかり。

どんでんww