今日のプロ野球

広島は7日、来季の新外国人選手として、チャッド・トレーシー内野手(30)=188センチ、97キロ、右投げ左打ち=と、ブライアン・バリントン(30)=193センチ、95キロ、右投げ右打ち、デニス・サファテ(29)=193センチ、102キロ、右投げ右打ち=の両投手を獲得したと発表した。

 いずれも1年契約の出来高払い付き。トレーシーの年俸は、外国人野手の1年目としては球団史上最高の80万ドル(約6600万円)で、契約金は50万ドル。米大リーグ通算79本塁打の長打力に加え、三塁を守れるのはチーム構想上の利点として、総額130万ドルの大型契約を結んだ。トレーシーは「ファンの皆さんを優勝へ導くチャレンジが待ち遠しい」と意欲をのぞかせた。

 先発が期待されるバリントンは年俸65万ドル(約5400万円)で契約金15万ドル。今季は3Aの20試合で8勝2敗、防御率2・82の成績を残し、「2011年はカープ投手陣の中で実績を残したい」とコメントした。

 今季3Aで47試合に投げ2勝2敗20セーブ、防御率2・73のサファテは抑え候補として、年俸45万ドル(約3700万円)で契約金17万5千ドル。「新しい道へ踏み出すのが楽しみ」と来日に備える。

去就のあやしかったトレーシーも決まったか。
期待。