今日のプロ野球

ヤクル000002200―4
広 島000001000―1
▽勝 赤川16試合3勝1敗
▽S 林昌勇51試合3勝1敗25S
▽敗 福井21試合7勝8敗
本塁打 バーデン2号(1)(赤川)畠山18号(2)(豊田)

 ●…広島は投打に元気なく3連敗で借金7となった。先発の福井は六回2死二、三塁から青木に先制の2点適時打を浴び、七回には豊田が畠山に18号2ランを喫した。打線はバーデンのソロによる1点のみ。ヤクルトは7連勝で貯金を今季最多タイの15とした。

ヤクルト完全に不調期抜けたな。
これは優勝決まったか。

  • 【野球】ヤクルト・青木、東スポの記者に「“3割打てなかったら引退”って書いていいですよ。書いてください」

プロ野球】ヤクルト・青木宣親外野手(29)が重大決意を打ち明けた。なんと条件付きながら「引退宣言」
をしたのだ。11日の阪神戦に4—2で勝ち、首位の座をキープするチームは破竹の6連勝。自らは4打数無安打
で連続試合安打数が4でストップしたものの、最近5試合で打率3割3分3厘と打撃の調子自体は決して悪くない。
天才リードオフマンに一体何があったのか——。

悲壮感を漂わせた青木が本紙記者をつかまえ、こう訴えた。
「“3割打てなかったら引退”って書いていいですよ。書いてください」
昨季は3割5分8厘のハイアベレージでリーグ首位打者に輝き、プロ2年目の2005年から6年連続で3割以上
の打率をマーク。昨季までの7年間のプロ通算打率も青木は3割3分6厘という驚異的な数字を残している。
 
ところが今季の打率は、11日現在で3割に満たない2割9分に甘んじている。責任感の強いヤクルトの背番号1は、
あえて禁断の2文字を自らに背負わせて「ここでプレッシャーをかけたい」と言い切る。
 
まだ20代。それでも「引退」を賭けなければならないほど現状に危機感を抱いている。8月の月間打率は2割2分5厘。
そんな自身の低空飛行と連動するようにチームも連敗が続いた。しかし9月に入ると、ようやく打率は右上がり。
チームも勢いを取り戻しつつあるが、青木にとってはまだまだ物足りない。前代未聞と評していい、条件付きの
引退宣言はその気持ちの表れだ。
危機感を募らせているのには、別の理由もある。それは体に起きていた“異変”。青木に近い関係者はこう打ち明ける。
「夏場にまったく疲れがないことに戸惑っていた。例年ならこの時期はバテバテになっていることもあるほど。
あまり夏が得意ではないのに、今年は元気なまま…。打撃は悪いのに体調はいいという不思議な状況になっている」
コンディションが良くて疲れがないことが、なぜマイナス要素になるのか。その理由を青木は自嘲気味に、次のように
打ち明けた。

「塁に出てないからですよ。試合で走り回っていないから夏バテにならないんでしょうね。だからコンディションは
今も最高。でもね、これじゃダメなんです」
 
ただ、衝撃的な「引退」の2文字を言葉にする裏には強い自信もある。連日試合後には室内練習場で打ち込みを
行っており、笑顔とともに「もう少し…。もう少しだと思う。あとはきっかけだけ。バットもだいぶ振り切れる
ようになってきた。3割、打てますよ。ここからいきます。体調もいいしね」と口にしている。
 
混戦模様の“乱セ”から抜け出し、10年ぶりのリーグVを勝ち取るためにはやはり背番号1の活躍こそが
必要不可欠。チームに「優勝」という最高のフィナーレをもたらすため、青木は悲壮な決意で終盤の戦いに臨む。


東スポWEB http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=15617

調子戻してるっぽいから余裕だと思う。