今日のスタック解決


民俗学者を目指して都市伝説を調べている高校生・八坂出雲。「ムラサキカガミ」の研究をしながら誕生日を迎えた彼のもとに、伝説と同じ怪奇現象が発生!そして出現したのは『都市伝鬼』ムラサキカガミを名乗る少女だった。都市伝説を愛する出雲は、彼女たち都市伝鬼を一冊の本に編纂することになるが…それを聞きつけた伝鬼たちが、続々と出雲の前にやってきた!愛らしくも血みどろの和装童女から凶暴な武器を構えたお姉さん、超高速で追いかける少女に生首まで…次々と怪奇現象に襲われて、恐がりな出雲はどうなる!?少し怖くて、とっても可愛い都市伝鬼たち山盛りで贈る、ほんわか怪奇譚。第18回電撃小説大賞“金賞”受賞。

民俗学者を目指す高校生という
無謀な設定がツボ。京極好きやろww
キャラもそれなり。ライトな感じでいいんじゃないか。
電撃金賞らしい作品。

勇者には勝てない (電撃文庫)

勇者には勝てない (電撃文庫)


魔王に次ぐ力を持ち、異世界で人々を恐怖のどん底に突き落としていた三人の魔将たち。だが、勇者にあっさりと破れ去り、今は人間として生まれ変わって平凡な高校生活を送っていた。そんな彼らの前に、勇者の証“光の波動”を放つ転校生が現れる。自分たちを始末しにここまで追ってきたのか!と怯える三人組。これは土下座して許してもらうしかないと覚悟するが…。しかし、彼らは知らなかった。その後に勇者より恐ろしい魔王様の“闇の波動”が迫っていることを!勝てない宿命を背負う、中ボスたちのファンタジック学園コメディ。第18回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。

流行の魔王&勇者系。
メインが手下三人衆(全員男)なのが変わってる所か。
バトル描写下手そうなのが気になる。

ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー (電撃文庫)

ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー (電撃文庫)


「奪うことだけが正義なんだよ」「なぜ奪われる哀しさがわからないの」地下貧民街に生まれ幼い頃から暴力と略奪の中で孤独に生き、地上で安穏と暮らす人間を憎んできた十七歳のジェイファ。地下を脱出した彼は中流平民街に上がると同時に一軒の豪邸に盗みに入る。しかし冬瀬陽月という少女に遭遇、捕縛されてしまう。豪邸の持ち主である冬瀬一郎は、ジェイファを許すかわりにある条件を突きつける。それは陽月と組み『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』という、魔術師と戦士の二人一組で相手ペアと戦う競技のプロになることだった!?第18回電撃小説大賞“銀賞”受賞、新たなファンタジックアクション登場。

これは設定厨。
主人公がブレブレなのが気になった。
もっとアウトローロードを突っ走って欲しい。
荒いけどそれなりに魅力的。

明日から俺らがやってきた (電撃文庫)

明日から俺らがやってきた (電撃文庫)


 推薦入学して女の子にモテようか、それとも良い職に就くために上を目指して大学受験しようか──。青春もなく進路に悩む俺、高校3年生・桜井真人の前に未来から“俺”が時間を超えてやってきた! しかも二人も!! チャラ男とガリ勉の桜井真人……って本当に俺かよ!? 同じく進路に悩む『氷の女王』こと高瀬涼と仲良くなった俺はこれからある決断をすることになるが……。
 ちょっと大人になった“俺ら”とおくる未来系・青春ラブコメ!(……なのか!?)

ベッタベタ。
三浦勇雄のデビュー作(上等シリーズ)を思い出した。

エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫)

エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫)


昭和一〇一年夏、廃墟の町“尽天”。暴走した戦闘兵器に襲われた叶葉は、棺で眠る不思議な少年に出会う。命令無しに動けないという少年に、叶葉は自分を助けるよう頼む。それは、少女と少年が“主従の契約”を結んだ瞬間だった。少年は、軍最強の兵器“鬼虫”の“蜂”九曜と名乗った。兵器ゆえに人としての感情が欠落している九曜だが、叶葉はそんな彼を一人の人間として扱い交流していく。徐々に心を通わせていく二人。しかし平穏な日々は、同じ鬼虫である“蜻蛉”竜胆の飛来によって打ち砕かれ―!?閉じられた町を舞台に、最強の兵器たちが繰り広げるノンストップ・アクション。第18回電撃小説大賞“大賞”受賞作。

大賞らしい重厚な物語。完成度が段違い。
恐らくあまり売れないであろう事を除けば
駄目な所が見当たらないな。舞台背景が説明不足なのは仕様だろう。
きっちり完結させてる感じも好印象。


新人賞乱発で年々レベルが下がってるラノベ界だけど
流石業界トップ電撃。質が2ランクは上。
今年は飛びぬけた傑作が無いかわりに
平均点はここ5年で1番じゃないか。
大賞の人は次回作が新作なら化けそう。
是非コッテコテのSF物を書いて欲しい。
後はメイワク文庫賞待ちか。エドワード・スミス楽しみ。


総スタック数  113冊→108冊

2012年度解決数 47冊→52冊