今日のスタック解決

円周率殺人事件 (メディアワークス文庫 お 1-2)

円周率殺人事件 (メディアワークス文庫 お 1-2)


 サーベルとナイフで約四十箇所も刺されるという、陰惨な殺人事件が起こった。被害者は、文武両道の優秀な男子高校生。加害者は、超・脳力開発アドバイザーと名乗る、派手な衣装をまとった金髪の中年男。現場に駆けつけた加藤警視正は、すでに加害者が逮捕されたと報告を受けて安心するが、加害者の動機を聞き、耳を疑う。
「円周率が動機だと?」事件を究明するうちに次々と不可解な壁にぶつかる加藤警視正。動機だけでなく、殺害方法も円周率……?
 すべての謎は円周率に集約されていく。驚愕のパズル・ミステリー誕生!

デビュー作はクソだと思ったけど
これは本格的バカミスなノリで楽しめた。
相変わらず読み辛いがミステリだとあんま気にならんな。


“ひつじ”ならぬ“しつじ”喫茶で文化祭を盛り上げる「迷わない子ひつじの会」。会長の執事服姿やら佐々原のメイド服姿やらに浮かれる“なるたま”こと成田真一郎だったが、伝説の必殺剣の正体、『々人事件』なる奇妙な小説の謎など、隣部屋の“毒舌ツンダラ名探偵”仙波を巻き込んでのお悩み相談も相変わらずの大忙し。ワケあり女子たちに翻弄されまくる“なるたま”のおせっかいぶりに、佐々原がついに覚醒するって、何に!?―。

日常の謎よりはお祭り的要素の強い巻。
全体的な構成の良さは流石。

夢の上 - サウガ城の六騎将 (C・NOVELSファンタジア)

夢の上 - サウガ城の六騎将 (C・NOVELSファンタジア)


サマーアにアライスという「光」が現れ、人々は希望を取り戻す。だが、「光」を未だ目にすることのなかった時代、「光」が己の輝きの萌芽に気づく前、その姿はどう映っていたのだろう。混沌とする「未来」を決して諦めなかった者たちがいた。彼ら六人は時にアライスを支え見守り、救国軍の礎となる。そのケナファ騎士団の六士隊長の軌跡を追った連作短編集。

日本屈指の本格ファンタジー書き手。
次回作の漢字ファンタジーも楽しみだけど
煌夜祭みたいなのもまた読みたいな。


総スタック数  105冊→102冊

2012年度解決数 144冊→147冊