今日のプロ野球

ア・リーグ オリオールズ9―6レッドソックス (5月6日 ボストン)

レッドソックスオリオールズは延長17回、6時間7分の熱戦。救援陣を使い切った終盤は
双方が野手を登板させる“緊急事態”となった。

AP通信によると、両チームが野手登録の選手を投手起用するのは87年ぶりの珍事という。

まずは16回、オリオールズが投手経験のある指名打者デービスを9番手で起用。投手の
コマを使いきったレッドソックスも17回から外野手のマクドナルドをマウンドに送ったが、
4番に左翼へ3点本塁打を浴びた。オ軍のデービスもその裏、1死一、二塁のピンチを
迎えたが、最後の打者を併殺に仕留め試合終了。

本業の打撃では8打数無安打ながら“メジャー初登板”で勝利投手になったデービスは
「ストライクを投げることだけを考えた」と無安打のことはすっかり忘れて上機嫌だった。

延長無制限だとこういう馬鹿試合が楽しめるから良いな。