今日のスタック解決


副社長と新人カメラマンは情報を得るためシカゴの街へ。奇妙な集団はヒューイの命令で大事に備えて密かにシカゴの街へ。破壊魔はルッソ・ファミリーに誘われ、ラッドの代わりにシカゴの街へ。研究者は会社があるのでシカゴの街へ。吸血鬼は友達の為にシカゴの街へ。曲者達が刑務所にいる間、一方のシカゴでは全土を揺るがす大事件が巻き起ころうとしていた。三百箇所に仕掛けられた爆発物。同時に併発した二百人以上の失踪事件。すべてが繋がり始める時、娑婆の空気を塗り替える者とは―。

上巻二つに下巻一つの<上・上・下>な3巻構成だったとは。
今回も熱いですね。
情報屋副社長(ドラマCDでC.V若本則夫)が喋りまくってるww
まぁこの話がアニメ化される事はないでしょうが
脳内で再生されて悶えてました。

マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)


灼熱の暗黒、失墜する魂
殺戮の果て、男の虚無への軌跡は終極に至る
ギャングの世代間抗争に端を発した拷問殺人の背後には、闇の軍属カトル・カールの存在があった。ボイルドらの熾烈な戦いと捜査により保護拘束されたナタリアの証言が明らかにしたのは、労組対立を利用して権力拡大を狙うオクトーバー一族の影だった。ついに牙を剥いた都市システムにより、一人また一人と命を落としていく09メンバーたち。そしてボイルドもまた、大いなる虚無へと加速しつつあった--暗黒と失墜の完結篇

傑作でした。スクランブルよりも。
絶望と虚無ばかりでラストまでこの疾走感。
失踪しながら書いたらしいね。
次回作があったとしても、ボイルドが居ないと思うと・・・・・・。
コレを読んだ後で、スクランブルを読み返すとまた違った味が出そうではある。
スクランブルはアニメ化だそうですが、こっちの方がアニメ化には向いてるんじゃない?