Traffic Shock

島崎信長wwww
顔芸www
チャラいww


「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。自分なりの妖怪学論を執筆するため資料整理にあたっていると、紫から「座敷わらし」に関する情報を耳にする。一行は山間の巨木が佇む廃村神籬村を訪れ、座敷わらしの正体を突き止めることに。一方、東勢大学では謎のドラッグが広まりつつあり、絶対城のもとに織口が相談に訪れる。大学と神籬村という、遠く離れた場所での、一見関係のない出来事が次々と繋がってゆき…そしてその脅威は礼音にまで及ぶのだった。

新章入って京極堂っぽさが減った感じ。
晃さんはそういう絡み方をしてくるのか。
安定して面白い。

くま子先輩。本名、冬美原久真。俺のひとつ先輩で十八歳。大層な美人ではあるのだが、学校一の問題児でもある。そして―くま子先輩は“世界の恋人”だ。この世界と付き合っている―と自称している。『私は、全ての部活から入部を禁止されているんだよ』と笑う先輩が部長を務める、その名も『冬美原久真部』。くま子先輩と楽しく遊ぶ、ただそれだけを目的とした部活動だ。なりゆきで入部したその部活動の最中、先輩が運営しているWEBサイトに既に自殺している少女からの投稿があって―。

HJの無料WEBサイトで連載されていただけあって好き勝手書いてるな。
デビュー作の『Happy Death Day』の雰囲気。
望公太流の戯言節も絶好調。
これが俺が読みたかった望公太だよ。大満足。

「そうか。つまりきみはそんなやつなんだな」夏休み明け、超進学校の壁に書かれた“エーミール”からの復讐声明。その後ひとりの女生徒が犠牲になるが、彼女の死は学校に一切影響を与えなかった。選ばれし6人の特進生とそれ以外の生徒、それぞれが『役割』をこなし日常を守る一方で、飼育部の『名探偵』十文字は惨殺された後輩のため、犯人=エーミールの正体を探っていく。本当の悪党を知るとき彼は―これは、復讐者の物語である。

すっごい丘ルト。耳目口司完全復活やな。
尖った登場人物達にゾクゾクする展開。
細かい部分が気にならない勢いがある。
別視点から語られる続編楽しみだ。


総スタック数  118冊→115冊

2015年度解決数 257冊→260冊